最低限プログラム３：配列

#include<stdio.h>
/* 配列を使う1 */
main()
{
  double y[10];                    要素数10の配列yを宣言(要素の番号は0から9)
  int i;

/* 配列データを作る */
  for( i=0; i< 10; ++i){          {から}までをiの値0から9まで繰り返す
   y[i] = 2.0 * i;                配列yの第i要素であるy[i]に値をいれる
  }

/* 奇数番目のデータを出力 */
  for( i=0; i< 9; i += 2){       iは0から8までの偶数をとる(++iではなくi+=2であることに注意。
                                   また要素番号が0からなので、奇数番目のデータの要素番号は偶数である。
                                   ややこしいがしょうがない)
   printf("%f\n",y[i]);           配列yの第i要素y[i]を出力
  } 

/* 偶数番目のデータを出力 */
  for( i=1; i< 10; i += 2){        iは1から9までの奇数（偶数番目のデータの要素番号は奇数である）
   printf("%f\n",y[i]);
  } 
}

• とりあえず、配列とは複数の変数をひとまとめにして通し番号をつけたものだと思えばよい。配列を使うには、まず要素の数を宣言する。たとえばarrayという名前で要素数10の実数配列を宣言するには

  double array[10];

  とする。個々の要素は要素番号(添字)によって指定でき、普通の変数と同様に使える。 ただし、要素の番号はCでは0から始まることに決まっている。 従って上の例では, array[0]からarray[9]までの要素が作られる。
• 添字は計算式でもよいので、x=array[i]などの書きかたもできる。
• 配列宣言でarray[10]と書いたとき括弧の中は配列の要素数を表わしているのに対し、計算の途中でarray[0]やarray[1]と書いた場合にはそれぞれ配列の第0要素と第1要素（どちらも配列の先頭の要素）を表わしている。同じ括弧記号を使うので混乱しないように注意
• 配列の要素は普通の変数と同じに使えるということは、たとえば配列の要素同士の演算

  array[1]*array[2];

  なんてのもやってよい。 ということは、

  x = 0; for(i=0; i<=10; ++i){ x += array[i]*array[i]; }

  というプログラムなら、arrayの各要素（0番から10番まで）を２乗して、その値をすべて足し、その結果を変数xに格納することを表わす。

1. 要素数10の実数配列を作り、各要素には適当な値を代入しておく。それらの平均値を求めるプログラムを作れ

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