川端裕人さんが世田谷区主催・同教育委員会共催・森昭雄講演会「テレビゲームと子供の脳」をなんとかしたいと言っておられます↓
http://njb.virtualave.net/nmain0193.html#nmain20060203140500
「ゲーム脳」はまったくのニセ科学ですよ。「ゲーム脳の恐怖」を読んだかたはおわかりでしょうが、あれは少数データの恣意的解釈のオンパレードです。脳波の読み方については専門家からも疑義が出てますし、だいたい論文らしきものがない。以前、僕が探してようやく見つけたのは国際会議の要旨でした。
森氏はどこぞの講演会で自閉症もゲームのせいだと言ったとか言わないとかですし、尼崎のJR事故についてもまったく無責任な発言をしています。
ゲーム脳が教育委員会やPTAに受けるのは、ゲームを禁止する口実になるからであって、「ゲーム脳」が科学的事実かどうかとは関係ありません。その意味で「水伝」とも似ています。現代の「なまはげ」なんですね。
しかし、「なまはげ」でゲームをやめさせたってしょうがないんで、「ゲームは1日30分以内」とかの約束を守らせるのが本筋。そりゃ、単純に躾けの問題ですがな。「水伝」同様、躾けを科学で裏付けようとする間違いを犯しています。
子供にゲームを「買い与える」から、やめさせられないんだよね、きっと。禁止しても隠れてゲームをするから効果がない、とかいう話も聞きましたし。「買い与える」のではなく、親のゲーム機を恩着せがましく「貸してやる」というやりかたがいいんじゃないの?(^^。時間が来たら、「お父さんがやるから、返せ」という。














この記事に対するコメント[206件]
1. 野尻抱介
— February 4, 2006 @02:14:03
ゲームソフトの貸し借りは子供社会の重要な要素になっていて、それは人生に必要な知恵を学べる新時代の砂場である……かどうかは知りません(^^;。
2. 匿名希望 — February 4, 2006 @02:45:48
“The relationship between computer game playing and electrocephalographic activity of the prefrontal (コンピューターゲームと、前頭前野における脳波活動の関連)”
Health and Behavior Sciences,2003.6
原著論文のハードコピーがネット上に公開されていたりします。
Table1が特に見物です。
4. ncd108
— February 4, 2006 @05:26:54
見てもちょっとカンベン、なものでしたね。
そういえば、「インターネット脳」とやらを言い出したのもこの人じゃなかったでしたっけ?
その代わりに、そもそもあまりゲームに馴染みのない子供さんにだけ無意味な恐怖感を与える可能性を危惧しています。
似たようなことで話題になっていた「脳内汚染」の著者の書籍(「悲しみの子供たち」)を大昔に読んだことがあるんですが、本なら良い悪いの区別(分け方に賛否はあると思うけど)をしているのに、ゲームに関しては"(ニセだが)科学的に示されたから"全て悪いかのような決め付けは、何か「(思考停止の道具としての)科学盲信」の印象も受けます。かなり譲歩したとしても最低限、良い遊び方(ゲーム)もあれば悪い遊び方もあるという認識はしてほしいです。
水伝のときにも思ったのですが、主として子供さんに何かを躾けたい場合に、そういうことに適した素材が転がってさえいれば、思わず手を出しちゃうものなのでしょうか?大多数のニセ科学なんて「なんで?なんで?」と問い詰められたら、作者ですらすぐに答えに窮すると思うんだけどなぁ。
科学ですら使われ方によっては問題になる場合もあるというのに、安直な科学盲信をしかもニセ科学で推進してどうすんのよ、というのが正直な感想です。(なんか妙に真面目になってしまった
6. たかぎF — February 4, 2006 @09:59:07
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20060115ddm015070135000c.html
あと、毎日はゲーム脳みたいなものが好きなのか、森氏を呼んで指導してもらっている川口市の小学校に学ぶべき、なんて記事があったり。
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/game/gamenews/news/20060125org00m300113000c.html
7. 渡部義弥 — February 4, 2006 @10:53:08
大阪の人間としては、非常に気になるポイントです。
その一点でも、抗議の対象になります。
「科学的」データに基づいて、倫理行動規範を決めるというのは、ナチスもやっていたことだと思います。すなわち、優性思想に基づき、ユダヤ人を大量虐殺した。
って、書いて問題はありますでしょうか。
浅薄な比喩のような気がせんでもないですが、「差別」に敏感な役人の啓蒙には効果的
8. カワバタヒロト — February 4, 2006 @11:47:11
そう、ナマハゲです。ナマハゲ。
プレステ3、買うつもりですが、
『「買い与える」のではなく、親のゲーム機を恩着せがましく「貸してやる」というやりかたがいいんじゃないの?(^^。時間が来たら、「お父さんがやるから、返せ」という。』
で、いきます。
うちにはPS1しかなくて、しかもソフトは「電車でGO」と「ダンスダンスレボリューション」だけなんで、困るほどゲームしたりはしないんですが(^^、買うときは「親のもの」として買うでしょう。というか、買うのは親がやりたくなったときでしょう(^^
買い与えちゃうのは、じいちゃんばあちゃんという話もあるので、あらかじめ釘を刺しておかねばならんかもしれません(^^
去年の4/26(か25?)に夕刊フジに「運転士、異常行動“ゲーム脳”の特徴」という記事が載ったようです。web上にもでていたのですが、今はもう(掲載期間が過ぎてて)見れません。なんか聞かれたので、あぁゲーム脳かもしれませんねと言ってみた、程度のテキトウなかんじだったように記憶してます。ググると引用しているところがあるかも?
あの事故で、森氏にコメントを求めるほうもどうかと思うわけですが。
11. 通りすがり — February 4, 2006 @11:56:03
なぜかここに。
http://www.zakzak.co.jp/rank2005/top_kiji/t2005042623.html
この発言はまずいでしょ。記者に「ゲーム脳と似てませんか」ときかれて、「似てますね」と答えただけかもしれませんがね。森氏にコメントをとりに行った以上、はじめっから答を期待してるわけです
13. としぞう — February 4, 2006 @13:31:48
私もその毎日の書評が気になったので「脳内汚染」をざっと読んでみたのですが、書評のみならず本自体も相当なものだと思いました。色々書いてはあるのですが、結局「少年犯罪が増えている」「(残虐な)ゲームをする者が増えている」ということがともに最近の傾向である、ということ以上の具体的な根拠は無いように思われました。参考文献もいろいろと挙げられてはいるのですが、もっとも重要な「因果関係」を示すものは無いようです。結局この本も、残虐なゲームはけしからん、という結論が先にあって、その理由を「科学」で味付けした、それが書評の筆者の道徳観に合致した、ということだと思います。
ところで、その書評よりある意味では罪深いと私が思ったのは同じ毎日の翌日夕刊のコラムです。(http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/kinji/archive/news/2006/01/20060116dde001070056000c.html
>まだ読んでいないのだけれど、書評を読んだだけで、背筋が寒くなった。被害は若者だけにとどまるまい。汚染は日本人全体に広がっていないだろうか。
いい加減な伝聞を書く罪が「まだ読んでいないのだけれど」と付け加えるだけで許されると思ってるんでしょうか。にせ科学はこうやって広がるのだということをこの筆者は認識すべきだと思います。
毎日の記事に登場する文科省の委員会の報告書はWebsiteからPDFで読めるのですが、記事にも書かれているように、まだIT化と子供の発達の関係はわからんから長い時間をかけて研究しよう、といっているだけで、どうしてそれだけの内容を、何か関係があるような記事の一部にしてしまうのか、訳がわかりません。そもそもその報告書では、脳科学、というだけでいろんなことを言ってしまうと影響も大きいので情報発信には気をつけようね、見たいなことも書かれているのですが、新聞記者はそういうところは読まないのだろうか、、、。産経も別記事でこの報告書に言及しつつ、報告書が言ってもいないことを書いています。(http://www.sankei.co.jp/databox/kyoiku/etc/051128-4etc.html
16. A-WING
— February 4, 2006 @14:37:04
私の想像では,表現の自由に神経質になるあまり,記者のトンデモ記事をデスクが訂正できないのではないかと。
もしそうでないなら,「ウケるし,売れるから」でしょう。
「売れるから」なら、許し難いですね
18. としぞう — February 4, 2006 @16:20:23
なにをもってPeer reviewと呼ぶかの、定義問題になっちゃうかもしれませんね。
↑日記にも書いたんですけど、少年犯罪は森昭雄の世代の方がずっと多いです。
このグラフを参照してください。
http://kangaeru.s59.xrea.com/G-Satujin.htm
この「少年犯罪データベース」には、統計だけでなく新聞記事から拾った個々の犯罪が記載されており、とても参考になります。小学生や未就学児童の殺人もさほどめずらしくなかったということがわかる。
これ見て、「少年凶悪犯罪が増えている」と主張するのは難しいでしょうねえ。それとも、殺人よりも凶悪な犯罪があるのか(^^;
「最近になって、少年凶悪犯罪が増えている理由」は、それがどんなものであれ、すべて嘘ということですね。
22. 成田ひつじ — February 4, 2006 @22:01:04
私も世田谷区民なので、何か出そうかな。というより行けるものなら見に行きたい気も。
23. No.4560
— February 4, 2006 @21:55:38
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498061/
こういう場合に有効かどうかは分からないのですが、一応ネットではない(読みやすい)参考文献としては使えるかもしれません。
香山リカ・森健氏の「ネット王子とケータイ姫」(中公新書)の二章も「ゲーム脳の恐怖」批判でネット上での言説も含め、よくまとめられているんですけど、個人的にはちょっと微妙(^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121501551/
既にご存知の方が多いかもしれませんが、一応参考まで。
24. 小林泰三
— February 4, 2006 @22:45:33
「スポーツ脳の恐怖」とかいう本を出したら、拒絶反応出るでしょうか?
森さんの本に出てるグラフで見ると、ゲーム中とスポーツ中の状態は似てるのに、解釈が違ってるという話。どこかに出てたと思うんですが。
渋研Xにもあったような気がする・・・(あとでチェックしときます)
26. 成田ひつじ — February 4, 2006 @23:40:17
思えば昔はラジオ脳だったなあ・・・。
27. 山南猛士
— February 5, 2006 @08:53:38
1.この世代の少年期は少年犯罪が多発していた時代とちょうど重なる。
2.この世代は他の世代よりも犯罪に走りやすい傾向がある。
3.この世代の言動は信頼性が低い。
4.ところで森昭雄氏の生年月日っていつでしたっけ?
というようなニセ科学的推論を考えてしまいました。
もちろん悪意をこめた冗談であって、こんなことを本気で主張するつもりはありませんが。
ちなみに「森昭雄」で検索してみると2番目ははこんなページでした…。
http://f41.aaa.livedoor.jp/~maetomo/gag/index_moriakio.html
28. 匿名希望 — February 5, 2006 @13:03:53
科学者としては、個人的にものすごく恣意的なものを感じますが、それはおいておいて、
問題は科学者ではない人に、「この学説は〜に掲載されたもの」という記述を見せれば、それだけで信憑性が上がってしまうことでしょう。〜がNatureでもScienceでも、Health and Behaviro Scienceでも。。。(信憑性という意味ではNatureなどは他の専門的な雑誌にくれべれば多少低いかもしれないですが。)
雑誌ごとの信憑性の問題はあるのですが(Junk Journalの存在)、一般の人にそれを見分けろというのは無理ですよねえ
今日が59歳の誕生日のようですね。
31. たざき
— February 5, 2006 @14:58:09
32. 温泉カワセミ — February 5, 2006 @16:32:26
それなら、座禅を組んでるときの脳波もきっと同じと思われるので、「悟り脳」ってぇのはドナイでしょう?煩悩を捨て去っていくと、常人の社会生活からドンドン懸け離れて行ってしまうとか。
33. としぞう — February 5, 2006 @16:35:04
さまざまな犯罪について少し網羅的にやらないとだめってことかな。
こんな資料が使えると思います。(さまざまな犯罪について網羅的)
http://mazzan.at.infoseek.co.jp/lesson2.html
36. kmori
— February 5, 2006 @19:56:46
1970-80年代の、世界的にみれば驚異的に低い少年犯罪率からすると、近年これらの
犯罪が増加しているのは事実です(ただし、傷害と暴行を足した数でいくとそれでも
1950-60年の犯罪率には及びませんが。下の表参照)。
http://kangaeru.s59.xrea.com/toukei.html#hiritu
しかし、97年から顕著に増加しはじめた強盗や傷害の原因は、「ゲーム脳」なんかではなく、
「不況による若年失業率の増加」であると考えるのが自然ではないでしょうか。
以下の年齢別完全失業率から抜きだしたデータをごらんください。全年齢の失業率は
せいぜい5%ぐらいなのに対し、15-19歳のそれは最悪時で12%にも達しています。
そして親の経済状態も悪いとなれば、犯罪に走るのも無理からぬことでしょう。
http://www.stat.go.jp/data/roudou/longtime/zuhyou/lt03-03.xls
完全失業率のデータ
年 全体 15-19歳
1988 2.5 7.3
1989 2.3 7.0
1990 2.1 6.6
1991 2.1 6.6
1992 2.2 6.7
1993 2.5 7.1
1994 2.9 7.5
1995 3.2 8.2
1996 3.4 9.0
1997 3.4 9.0
1998 4.1 10.6
1999 4.7 12.5
2000 4.7 12.1
2001 5.0 12.2
2002 5.4 12.8
2003 5.3 11.9
2004 4.7 11.7
2005 4.4 10.2
また、統計上「失業者」というのは求職活動をしている人のみを指しています。
就職をすでにあきらめてしまった人を含めると、この数字はさらに上がることになります。
37. 星羽白 — February 5, 2006 @20:51:28
http://www.chironoworks.com/ragnarok/psychology/log/eid29.html
こんなの↓も。
http://kogoroy.tripod.com/hanzai.html
「ゲーム脳」を支持する人たちの多くは、こういうデータに基づいて「犯罪が増えた」と認識しるんじゃなくて、報道を見て「多くなった」と感じてるだけなんだとは思うんですよ。報道するかどうかもバイアスですよね。犯罪が少ないからこそ報道されるわけで、日常茶飯事なら報道されない・・・
39. 亀@渋研X — February 6, 2006 @01:38:32
渋研で採り上げたときに収集したURLをアップしました。簡単なリンク集ってことで(^^;;
http://shibuken.seesaa.net/article/12843055.html
ついでもトラックバックもしときました。
というか、「もう出尽くした」と思っても批判し続けないと、出てきちゃうんだな。
それから、教育関係者や行政担当者はネットを見ないので、ネットにどれほど批判が書かれてもだめってこともあるか。
『ネット王子とケータイ姫』は、昨日買ってきました。「ゲーム脳」批判自体は、基本的には斎藤環の記事を引用しているようです。ゲームが性格に与える影響については慎重(これでいいと思いますが)。それよりも、こういう「ニセ科学」に対して学者がどう対応するかについて少しスペースが割かれていて、僕たちの議論につながるものがあります。
澤口俊之がゲーム脳を肯定的に引用するのは、さもありなん。血液型問題での発言について直接質問した際、非常に無責任な答(テレビだからいいかげんでいいのだ云々)をいただいて以来、この人は「信頼できない人のリスト」にはいりっぱなし。
41. 山南猛士
— February 6, 2006 @07:18:22
現時点の検索ランクトップは、書評ページ「『ゲーム脳の恐怖』森昭雄」
http://www.critiqueofgames.net/book_review/07.html
で、こちらの内容もやはり批判的なものです。私自身の発言が冗談であったため、冗談系のページである2番目の方を取り上げました。公平のためトップの方のページもリンクしておきます。
それから、先の発言で自己紹介を怠っていました。誰かを批判するたぐいの発言を、素性も明かさずに行うのはフェアではありません。事後ではありますがこの場にて自己紹介させていただきます。
某大学工学部をドロップアウト、SFおよび科学系トピックに興味のある、一応科学的な考え方は身に付いているつもりの素人です。現在機械部品メーカー勤務。
なぜかアニメ系のHPを細々と運営中。ちなみに「山南猛士」は本名をもじったペンネームです。(場の雰囲気からすると少々くどい自己紹介になってしまいましたか? 失礼。)
昨年末から今までかかってやっとこちらkikulogに一通り目を通しました。
ニセ科学はSFの敵、笑い飛ばしてしまう戦略がベストと考えております。
42. としぞう — February 6, 2006 @14:27:20
この調査によると、ゲームに費やす一日平均時間が長いほど、暴力シーンをみるとわくわくする、と答える割合が高い、ということで、他にも、「人が信じられないことがある」「傷つけられると仕返しがしたい」と答える子供の割合はゲームを3時間以上する場合に2倍以上高かったとしています。
で、これが「暴力的な場面に日常的にさらされることによって、人々の心におきている恐ろしい変化」が引き起こす「救いようの無い状況」とされているわけです。
ご紹介のデータには興味があります。因果と相関の区別はむずかしそうです。データを見てみないとわかりませんが、「暴力シーンを見るとわくわくする」から「ゲームにはまる」という解釈は成り立ちそうです。
むしろ一日平均3時間以上ゲームすることを親が許すことのほうが驚き。
http://research.cesa.or.jp/interview/sakamoto01.html
まじめに調べている研究者の代表なのかな、と思いますが。
この人の本も読んでみる必要があるかな
ただし、山ごとに犯罪の質が違っていて、最初の山は「生きるための犯罪」だったのが今は「自身の心を破壊する犯罪」になってるそうで、これは各山の犯罪防止策が次の犯罪傾向を決めてると言ってました。
つまり、暴発の方向を次々とふさいでいった結果、今は自身の中身を破壊するくらいしか出口がなくなったそうで、これを犯罪が減ったと喜んでて良いんでしょうかね?
46. たかぎF — February 6, 2006 @19:16:37
それに加えて,「ゲーム脳」ってのはネーミングがよかった(?)ですよね.「ゲーム脳」っていう名前のおかげで,浸透率倍増なかんじ.
というわけで,対抗手段として,このテの「"新しいもの" を "犯人" に仕立て上げて理解した気分になっている(実際には思考停止している)」だけの説やそういう主張をすることに対して,「ゲーム脳」並にキャッチーな名前を付けて,「まぬけな主張」として普及させたらいいんじゃないかと思う
…のだけど,全く普及しない気がするうえに,そもそも「キャッチーな名前」自体思い浮ばないわけですが orz
47. nanasi — February 6, 2006 @22:45:01
49. たかぎF — February 7, 2006 @11:32:51
でも,「(若者|子供)がおかしくなったのは "わけのわからない新しいもの"のせいだ」ってのは,別に森氏のオリジナルじゃないですから.っていうかむしろ,使い古された安直なもの感を強調したい気分.
すいません。
51. newKamer — February 7, 2006 @12:27:56
失礼しました。
52. としぞう — February 7, 2006 @19:18:33
川淵氏ってまっとうだと思ってたのに、かなり残念です。スポーツを通じて子供の成長を助けるのに「脳科学」は要らないはず。
そもそも、この記事のタイトルのように、「サッカー通じて道徳教育」という方向性もちょっとなあ、と思わなくもないですが。
スポーツ選手は強ければいいというわけではないというのはわかるけど、道徳教育にサッカーというのは話が逆かもですね。まあ、集団ゲームを通じて社会性を養うというのはいいのでは
54. じう — February 8, 2006 @00:44:05
まぁ、Jリーグも、ファイテンがオフィシャルユニフォームサプライヤーになるのを許したり、マルチ紛い商法の疑惑のある企業がクラブスポンサーになったりするのを、なんとも思ってないですからね〜。
56. 亀@渋研X — February 8, 2006 @01:51:15
#ゲームばかりじゃダメにしても、やたらとスポーツに頼ると「筋肉脳」になるって言ってるのに (。_・☆\ ベキバキ
それにしても「弱点を突く」とか「敵の裏をかく」とかいう側面をもつ「対戦型の競技」って、道徳教育に役立つのだろうか。葛藤が生じるのが効果的なのかな。情操教育としてのスポーツとか団体競技で協調性を、っていうのはわからなくもないんですが。「監督やコーチには無条件に従うのが正しい」「勝つのが正義」とかいう倫理じゃないだろうなあ、とかっていうのは勘ぐり過ぎですね。
あ、もう、全然科学の話題じゃないや(汗
58. 山南猛士
— February 8, 2006 @05:48:55
『新犯人はお前だ!』というタイトルで批判文を書いてみたらどうでしょうか?
「真犯人は常にもっとも新しい登場人物である」というのは新本格としても画期的かもしれません。ノックスの十戒とか、そういう古典的な探偵小説作法はとっくに無効なのだろうし
なんだか、似たような質問を何度も受けてうんざり、という印象でした。
で、晴れて区民の権利を行使してみました。数日中に回答があるみたいなので、楽しみ。
ところで、一太郎だと「ゲー無能」と変換されるのですが、これってATOKの中の人が何か^^;。
61. かも ひろやす — February 8, 2006 @15:34:57
いしいひさいちのマンガなら家にあるのですが、膨大にあるため、どれがなんだか憶えていません。なにせほとんどは4コマ。何度でも楽しめるのでおとくですが(^^
64. 黒影
— February 9, 2006 @11:08:57
ゲーム脳の論文がネット上にアップされているのを知っていたのでTBさせて頂きました。
こちらにもリンクを置いておきますね。
ゲーム脳原著論文公開所
http://www.geocities.jp/jeff_jimi/index.html
66. 我孫子 — February 11, 2006 @16:05:01
また、凶悪犯罪が増えているのかどうか、少年犯罪が増えているのかどうかといった統計の解釈もずっと頭を悩ませている問題で、正直よく分からないのです。誰かはっきり解明してくれないでしょうか。上の方で、「戦後すぐの方が多い」といったグラフを反証に挙げている方もいらっしゃいますが、子供の数も違えば捜査の仕方も違う、また発生件数なのか検挙数なのか、その他の社会状況はどうだったかなどと、ファクターが多すぎてとても単純には判断できないように思います(最近のグラフだけを見せて「増えている」と主張するのが間違ってるのは確かですが)。「トンデモ科学」とは少しずれるのかもしれませんが「トンデモ統計」ってマスコミも無自覚に垂れ流しててすごくまずいんじゃないかとずっと思ってるんですが、何とかなりませんか(例:毎年「宝くじの一等が当たるのはこんな人」などという勧銀の発表をそのまま載せる)。
長い上にとりとめなくてすみません。
67. moon — February 11, 2006 @19:39:05
→スタンダード反社会学第2回「キレやすいのは誰だ」http://mazzan.at.infoseek.co.jp/lesson2.html
68. 我孫子 — February 11, 2006 @21:56:17
上記のページは拝見しましたが、ぼくはこういう分析ではまだまだ納得できないのです。
上にも書いたように、捜査方針や警察組織、法律そのものの変遷もありますし、統計の取り方も戦後何度も変わっています。最低限、検挙数を各時代の少年人口で割ってもらわないと、「いつの子供がキレやすい」のか見えてきません。(外国人犯罪が増えている、などという言説でもそうで、外国人が増えれば外国人犯罪が増えるのは当たり前の話です)
また、まだまだ貧困による犯罪が多かった時代と現代を数字のみで比較して「昔の方が少年犯罪が多かった」と言い張っても、「理由なき犯罪」に対する不気味さは消えてはくれないわけです。「理由なき犯罪」が果たして比率として増えているのかどうか? 今の子供は昔の子供と違うのか? その答はなかなか単純には出せないのではないかと思います。
69. moon — February 11, 2006 @22:34:14
ご紹介したサイトはかなり面白おかしく(と言ったら語弊がありますか)書かれているので全部をまじめに取る必要はないと思います。我孫子さんが書かれているようにメディアの取り上げ方に問題があるのであって、あのサイトの著者の方は敢えてそれに反するように書かれているのだと判断しています。ただ、ショッキングな話の方が視聴率が取れるのが現状である以上、それを生業としている人にやるなという方が無理な話のように思います。受け取り手の方が賢くなるのが現状としては最善手ではないかと思いますが。
「昔の方が犯罪が多かった」というより、「どんな時代にもえげつない犯罪をする子どもは必ずいる」と考える方が自然だと思います。その意味では『少年犯罪データベース』http://kangaeru.s59.xrea.com/
71. 我孫子 — February 12, 2006 @02:15:39
あ、比率の出てるグラフがあったんですね。見落としていました。非常にすっきりしました。
ただ、さらにこの数字をどう解釈するかはなかなか難しいことだと思いますけどね。
72. kangaeru2001
— February 12, 2006 @04:35:00
我孫子さんの疑問は過去の具体事例データを読んでいただければすぐにお判りいただけると思います。とりあえず、このあたりからご覧ください。
異常犯罪
http://kangaeru.s59.xrea.com/ijou.htm
13歳以下の犯罪
http://kangaeru.s59.xrea.com/13.htm
猟奇的犯罪やキレる子供の数は現在よりも昔のほうが何倍も多かったのです。
年代順にすべてのデータを読めば、45でガさんが言っている放送大学の分析がかなり大雑把なもので、ニュースになるような特異な事件には当てはまらないことが判るはずです。
「養老孟司先生世代の脳は狂っている」も参考にしていただければ。
http://blog.livedoor.jp/kangaeru2001/archives/28977297.html
73. No.4560
— February 12, 2006 @09:01:52
我孫子さんのおっしゃりたいことは、数々の誤情報を否定した後の話でしょうか?
今までの誤情報ばかりだったけど、そこで「お終い」と納得するのではなく、統計的に正しい分析をした上でもしかしたら、
> 「理由なき犯罪」が果たして比率として増えているのかどうか? 今の子供は昔の子供と違うのか?
この辺に関する有意なデータが得られるのではないか。そういう意味なのかな、と思いました。
「理由なき犯罪」自体は昔も今もあると思いますが、その意味合いはかなり時代背景に影響を受けていそうではあります。ただ、こういうのってどう調べるものなのでしょうね?
「脳内汚染」はまだ読んでいないんですが、同じ著者による「悲しみの子どもたち」は多分似たようなことを問題にしていると思います(想像)。ですので、こちらについて参考程度に個人的な意見を書くと、その着眼点(現代特有の一見理由のないように見える少年犯罪)には全く問題はないし、紹介されている事例の多くは興味深いものでした。ただしその解釈には問題が多い、という印象です。
きちんと解釈できていればあるいは(ただし著者の想像とはいくぶん違いそうですが)、とも思いました。
微妙に話を逸らせていたらごめんなさい。
74. としぞう — February 12, 2006 @18:12:25
ゲームを長時間することが性格形成に影響を及ぼすという仮定がもし正しいとしても、そうして形成された性格が犯罪行為と相関しているかどうか、というのは更にまた別の問題だと思うのですが、そういうことはすっ飛ばしてゲームと行動異常を結び付けているのは、かなり問題かなと私は思いました。
それにしても、本の中のグラフに何度も出てくる、「ゲームに費やす時間が1日平均4時間以上」、というグループに属する子供は全体の何パーセントくらいだったのか、興味があります。ゲームに限らず、子供が1日4時間以上やってるのであれば、それがどんな行為であっても、それなりに性格形成に影響はあるだろうな、と直感的には思いますが。
早速「少年犯罪データベース」はブックマークさせていただきました。まだ概要しか眺めておりませんが、少しずつ読ませていただきます。
ざっと見ただけでも、マスコミ等が押しつけようとする見解よりずっと踏み込んだものであるのは間違いないと思うのですが、これらの数字をもって「猟奇的犯罪やキレる子供の数は現在よりも昔のほうが何倍も多かったのです」と言い切るのも、ぼくは「ちょっと待って」と言いたくなるのです。これだけ比率の差を見せられると余計に、「何か理由があるのではなかろうか」とも思ってしまいます(そんなのあったとしても今さら調べようがない、と言われればその通りかもしれないのですが)。
また、多くの事件が並べられており、昔から扇情的な事件があったことは誰でも了解できると思うのですが、報道されたものが基本となっている以上、そこにフィルターがかかっていることは忘れるわけにはいきません。例えばナイフ事件が話題になった際、次から次へとマスコミは新たなナイフ事件を報道しましたが、それが、報道によってナイフ事件が増えたのか、増えてはいないけれど報道が増えただけだったのか、我々にはなかなか理解しがたいということがありました。また逆に、余りにもありふれた事件に成り下がってしまえば今度はほとんど報道されなくなります。「増えた」と言うにせよ「減った」と言うにせよ、扇情的で、年に一人出るか出ないかといった特殊なケースで何かを語ろうとするのは避けた方がいいのではないかと思うのです。(もちろん、「こんな事件は昔はなかった」というような誤った認識に対しては、「昔もあったんだよ」と否定してやるべきだと思いますが)
いずれにしてもkangaeru2001さんの結論に異を唱えているわけではなく、最近あらゆる統計の類を疑ってかかるようになってしまっているがゆえに、何を信じていいかよく分からない、という状態になっているだけなのです。
とにかく膨大なデータのようですので、じっくり読ませていただき、また考えさせてもらいます。
76. 石鯛 — February 13, 2006 @03:47:24
http://plaza.rakuten.co.jp/sendatte/diary/200511240000/
で紹介されている調査を同じではないかと考えられます。
こちらによると、4時間以上と回答したグループは全体の4%のようです。
一日平均3時間以上の子供が9%というのは信じがたいのだけど、それともそういう時代なんでしょうか。毎日3時間ゲームしたら、ほんとにほかにはなんにもできないですが。そもそも、それを許す親がそんなにいるのか。
一次情報を見たいですね。
78. kangaeru2001
— February 13, 2006 @06:58:53
「異常犯罪」などは一部の特異事件の抜粋ですが、各年のデータはニュースだけではなく警察の具体事例データも元にかなり網羅してまして、また昔のマスコミは今ほど横並びではなく、地方紙など各紙を参照していますから、フィルターはある程度薄まっていると思います。
今のところデータベース全体の完成度は50%程度ですが、昭和35年などはかなり完成させておりますので、時代を立体的に読み取ることができるかと思います。
http://kangaeru.s59.xrea.com/35.htm
かつて少年時代に犯罪率が高かった世代は60歳前後になった現在でも10代より殺人率が高く20代にも匹敵するという古今東西の歴史に例のない異常事態になっていることも参考になること思います。時代背景や統計の取り方の変化はあまり関係ないということです。
昔のほうがどうだったかという結論の前に、「ゲーム脳」を批判するような人もこのような最低限のデータを調べることもなく発言していることが問題だと考えています。
これらのデータベース作成には莫大な労力をかけていますが、調べるだけなら簡単にできることなのですが。
そもそもこれらのニュースは皆さん当時読んでいたはずなのですが、すべて忘却しているというのが驚くべきことです。
他の生物とは一線を画して人類に文明を築かせた力は情報の蓄積にあると思うのですが、まったく蓄積できていない現状に強い危機感を抱いています。
79. ラルフ — February 13, 2006 @17:39:00
ゲームに限らず、子供は様々の興味のあることに依存しやすい
っていうことです。
ゲームが問題ではなくて、「依存症」が問題だと思います。
テレビやパソコンや漫画にしても同様でいかに「依存」させない
工夫が必要だと感じています。
ゲームの場合、うちの場合ですが、親の許可がないと絶対できません。
ソフトも親、つまり私の趣味で買ってきたものを間借りしているに
すぎません。これでも十分やっていけまね。
一番買い与えたくないのは、ポケットゲーム機です。
よく所構わずプレイしているお子様を見かけますが
もう完全に「依存症」ですね。
うちは絶対に買ってあげませんよ。
あれだと平均4時間とかになっちゃうのかな。
親の管理の問題だと思いますよ、実際。
81. 和貴 — February 13, 2006 @23:23:45
83. Juno
— February 14, 2006 @20:54:54
ベストセラー『脳内汚染』で注目される ゲームで脳が壊れる説に学会はブーイング
http://www.mainichi.co.jp/syuppan/sunday/
川端裕人氏がコメントしているので、ひょっとして……?
この手の雑誌は、ニセ科学に荷担してみたり批判してみたり、いろいろですが、是々非々で。
どこぞの遺跡を発掘したら、壁に書いてあった落書きが「近頃の若い者は……」だったという話もあったような。
86. たかぎF — February 20, 2006 @12:32:01
http://www.hatena.ne.jp/1129514022
ソクラテスだかプラトンだかが言ったというのもよく聞きますね。
88. ROCKY 江藤 — February 20, 2006 @16:08:56
89. 野尻抱介
— February 20, 2006 @17:12:32
91. 野尻抱介
— February 21, 2006 @15:28:22
92. のぶ
— February 22, 2006 @10:38:46
「程度の問題」を知らしめるのにいいかもしれませんね。
現実にDHMOの結晶で困ったことになるとは思わなかっただろうな。
93. ROCKY 江藤 — February 22, 2006 @14:09:34
イギリスのパブもとうとう法律で全面禁煙となったようですので、
公共の場で酸素を吐くこと禁止とかの規定を設けておけば、いまの惨状はなかったかも。
94. かも ひろやす — February 22, 2006 @14:19:07
一部のブログなどでもう既に参加した方の感想・報告などが出ているようですが。
96. tsutomu5591 — June 19, 2006 @19:56:47
17日の岸和田での講演に出席して参りました。(内容自体はwebで紹介されたのと構成が同じでワンパターンに進められました。)(この人の頭の中ではホリエモンも欽ちゃん似の人もゲーム脳と診断されています。)
処で、この講演のレジメを二冊程戴いたのですが、一つはkikulog(きくち)さんへ、もう一つはリヴァイア(カワバタ)さんに差し上げるつもりなのですが、各々どちらへ送封すれば宜しいのでしょうか?
98. こなみ
— June 19, 2006 @21:55:16
99. こなみ
— June 19, 2006 @21:55:59
他にも思わず録画された方はいませんか。
森大先生を呼ぶとは、困ったもんです
102. ミサイル — July 5, 2006 @13:13:54
「第三文明」は天羽さんの「水伝その他批判」をいち早く載せた雑誌なんですけどねえ・・・。
104. No.4560
— January 17, 2007 @12:41:40
2/6(火)に町田市民ホールで森昭雄氏が講演をするそうです。
http://www.septjp.co.jp/~machidashi/framepage.html
(音あり注意 お知らせのページ参照)
「主催:町田市私立幼稚園協会 後援:町田市教育委員会」
となっているので、少しは動いてみる価値がありそうですね。僕にできるのはお願いメールくらいでしょうけど。
町田市へのご意見は下のページから、だそうです。
http://www.city.machida.tokyo.jp/shigo/
川端裕人さんが動かれたようです。
http://ttchopper.blog.ocn.ne.jp/leviathan/2007/01/post_84b9.html
106. No.4560
— January 17, 2007 @17:46:29
あ、本当だ。確かに動きが早いなぁ。
この手の文章は一度きちんと書いておくと、その後は微調整だけで良いんで楽は楽なんですけど、僕の場合、また送らないといけないのかなぁと落ち込む時間の方が長いです。
コメント欄には、今日(かな?)ゲーム脳関連の道徳授業が行われるという報告もありますし、地道にやるしかないんでしょうね(ため息)。
107. disraff — January 18, 2007 @08:18:27
そういえばつい先日も、アメリカで中毒死が出ましたね…あな恐ろしや。
108. カワバタヒロト
— January 18, 2007 @09:58:06
きくちさんらのご尽力をみてて、ぼくもできる時にはできることをやっておかんといかんなあ、と思っております。
教育委員会がからんでくるやつは、できるだけコメントを出していきます。
これからも、よろしくお願い致します。
「論座」は少しくらい効果ありますかねえ
110. nakanishi — April 22, 2007 @09:54:41
ちょっと間が空いてしまいましたが、こんな記事を読みました。
DHMO中毒で死ぬってことがあるのですね。
知らなかった、、、、
111. nakanishi — April 22, 2007 @09:58:19
http://www.cbsnews.com/stories/2007/01/14/national/main2358958.shtml
113. TAKESAN
— May 2, 2007 @17:49:49
保育学関連のテキストで、ゲーム脳が取り上げられた様です。
南山堂の、『新保育学』という本です⇒http://www.nanzando.com/books/6300.php
実際に読まれた方からの情報(私はまだ読んでいません)によると、森氏の説が、肯定的に捉えられている、との事です。
本書が、どの程度使われているものなのかは、知らないのですが、医学に関する教科書的位置づけのテキストにおいて、ゲーム脳の様なニセ科学的言説を肯定的に紹介するというのは、大変な問題であると思います。
いやあ「南山堂」の教科書がこんな状態だとは・・・絶句です。
まさに「蔓延するニセ科学」ですね(って、笑えないところが恐ろしい)。
一応この教科書は家庭科教員を養成するためのものらしいので厳密な意味での医学教育とは異なると思うのですが、だからといって何ら免責されるものではないでしょう。
とりあえず、南山堂には以下の内容でメールしておきました。
−−−−−ここから−−−−−
前略御免下さい。
御社より出版されました新保育学(4版)のコラムにおきまして「ゲーム脳」を取り上げているようですが、このコラム内容は「ゲーム脳」を肯定的に扱っているものでしょうか?
「ゲーム脳」なる概念を提唱した森昭雄氏は医学博士であり「脳科学者」と名乗っておりますが、実際には医学部出身ではなく大脳生理学の専門家でもありません。更に彼の実験に関しては、その杜撰さと論理の飛躍から専門家の間では「非科学的である」として全く相手にされておりません。しかしマスコミにセンセーショナルに取り上げられたこと、子供のゲームを禁止したい親や教育者にとっては都合が良いことなどから「ゲーム脳」の概念は瞬く間に広まってしまい、これが社会に及ぼす悪影響を懸念する声も上がっています。
このように問題の多い「ゲーム脳」をたとえコラムとはいえ御社の「医学教科書」に記載することは如何なものかと思います。思えば私も学生の頃は御社の教科書にお世話になり、それなりの思い入れもございます。もし非科学的な事項を教科書に載せたことで御社の評判が落ちるようなことが起きれば誠に心が痛みます。
以上、僭越ではありますが衷心よりご忠告申し上げます。
草々
−−−−−ここまで−−−−−
フォローにも何にもなっていませんが、著者のお二人はいずれも教育学部の教授なんですね。「水伝」の時といい「教育関係者とニセ科学は相性が良い」なんて評判が広まったりしたら、本当に問題だと思います。
115. pooh
— May 2, 2007 @22:59:07
教育再生居酒屋議論でも、水伝授業問題でも、ちゃんと存在していて税金から食い扶持を得ている筈の「教育学専門学術関係者」のプレゼンスが異様に低いように見えるのはなんでなんでしょうね。
116. ながぴい — May 7, 2007 @12:53:26
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」の川島隆太氏がNatureに取り上げられました。「脳年齢」に対する批判的意見も載っているようです。
http://www.nature.com/nature/journal/v447/n7140/full/447018a.html
「Brain craze」 Ichiko Fuyuno、Nature 447, 18-20 (3 May 2007)
Neuroscientist Ryuta Kawashima promotes the idea that computer games can boost the ageing brain — but others in the field remain sceptical. Ichiko Fuyuno investigates.
117. PseuDoctor — May 11, 2007 @21:56:22
南山堂の編集部から返事が来ました。
「著者と相談した結果、次の版からゲーム脳のコラムは削除します」だそうです。第4版が何冊刷られたのか、次の版が出るまでにどの程度時間がかかるのかは解りませんが「出荷済みの本を回収するまではしないだろうな」と思っていましたので、今回の対応はある程度評価出来ると思います。
PseuDoctorさん
>「著者と相談した結果、次の版からゲーム脳のコラムは削除しま
>す」だそうです。
おお、これは!
編集部の対応は、妥当だと思います。
PseuDoctorさんがメールを送って下さった、お陰ですね。
120. PseuDoctor — May 12, 2007 @23:52:06
きくちさん、TAKESANさん、有難うございます。
もっと邪険に扱われる事も覚悟していたのですが、思ったより対応が良かったので一安心です。一応持っている肩書を全部書いておいたのが効いたのかもしれません(本当はそれではいけないのでしょうが)。
122. 5591の蓬莱 — July 3, 2007 @21:39:48
もう、暑中御見舞申し上げます。とコメントしても宜しい位朝晩寝苦しい時期になって参りました。
処で、日本テレビ系列で放送されました本日の“ドリームビジョン”を皆様御覧になられましたでしょうか。
www.ntv.co.jp/dreamvision/02_broad/0703/main_01.html
この中で、「先生によると・・」の方の先生とはあの森昭雄教授の事です。(先週の予告編で“多数の吸盤”の様な物を頭に被っている場面が映し出されましたので、これは若しや・・と思いましたら案の定でした。)
因みに、次週も又噂の森昭雄教授が出演されます筈ですので今回見逃してしまわれました方々は次回こそチェックして見て下さいませ。
123. post human — July 19, 2007 @17:55:39
http://blog.goo.ne.jp/bwhayashibw/m/200509
http://plaza.rakuten.co.jp/hhayashi/diary/200706290004/
http://plaza.rakuten.co.jp/hhayashi/diary/200706290003/
http://plaza.rakuten.co.jp/hhayashi/diary/200706290002/
http://plaza.rakuten.co.jp/hhayashi/diary/200706290001/
はやし浩司
検索してみると教育者らしいが...
やれやれといった感じだね
=====【以下引用】===============
テレビやゲームは、その右脳ばかりを刺激する。こうした今まで人間が経験したことがない新しい刺激が、子どもの脳に大きな影響を与えていることはじゅうぶん考えられる。その一つが、ここにあげた「脳が乱舞する子ども」ということになる。
学級崩壊についていろいろ言われているが、一つの仮説として、私はイメージ文化の悪弊をあげる。
=====【引用終了】===============
トンデモさん同士の主張が、互いに正反対の事を言っているのは、別段珍しくはないのですけど、ここまで極端に鮮明に食い違うと、ちょっとオモシロイですね(不謹慎ですけど)。おそらく、「善意」という点では、はやし浩司氏も七田式の信奉者も、根は同じだと思うので、きっと、人間としてはとても気の合う人たちなのでしょう。一度、両者を引き合わせてみたいものです。
それにしても、七田式の教室は、はやし浩司氏の本拠地・浜松市のあたりには進出していないのでしょうか。
──どうでもいい話で、すみませんでした。
125. 山田 太郎 — August 7, 2007 @15:31:39
126. 山田 太郎 — August 7, 2007 @15:40:55
127. TAKESAN
— August 13, 2007 @01:51:47
えっと、わざわざ投稿してまでご紹介する事かな、とも思ったのですが、きくちさんについて、あまり見かけないタイプの批判を見かけたので、貼ります。ある意味で、興味深いかな、と。
http://maglog.jp/arsburg/index.php?module=Article&action=ReaderDetail&article_id=31450
http://maglog.jp/arsburg/index.php?module=Article&action=ReaderDetail&article_id=159938
私が読んだ印象としては、まず誤解があって、そこから論理を組み立てているので、批判が的外れになっているかな、という感じです。
128. こなみ
— August 13, 2007 @09:36:20
> 結果だけを気にするはずです。汚れがきちんと落ちる科学的根拠など、どうでも良い
マイナスイオンの効果で汚れが落ちると宣伝しているディレカという浄水器がありますが,結果だけを気にするならば,下の使用者の実験から見る限り,汚れなんか落ちません。それをウソの宣伝でだますというのが,ニセ科学商品の悪徳商法たるゆえんなわけですね。まじめに論評する振りしながらインチキを擁護してどうする。
http://www.tamuraworld.com/
http://dileka.blog57.fc2.com/
> これは「今日のように客観的対象のみを扱う科学では解明できない」ということ
> であって、「いくら科学が発達しても将来的 に解明されることは絶対にない」、
> ということではない
科学が発達しようとしまいと,人体が重力に反して浮遊したりはしないよ,といったレベルの問題ですからね。
この種の言説の犯罪性は,オウムの麻原がやってみせた所業を結果的に擁護してしまうことになってしまうことです。そんなのインチキでしょと言うのが,まじめな場では正しい作法というものでしょう(ジョークで遊ぶのは好きにやればいいんですが)。
> すなわち、「心(意識)」というものがどのように生じているのか、現代脳科学
> を以ってしても解明されていないのに(ニューロンの活動が精神活動 に対応して
> いることは分かっていますが)
ふむふむ。心が脳の働きであることはお分かりらしいですね。
> それなのに、氏は容易く「水に心はな い」と切り捨てます。
おお,水にニューロンとその複雑な構成体である脳があったのかな。
> 氏は「心」というこの摩訶不思議なものに対し、古の賢人でさえ到達し得なかっ
> た理解へと至った、とでもいうの でしょうか。ありえません。
ソクラテスや孔子は脳の仕組みも水の結晶の成長の仕組みも知りはしなかったわけで,そりゃ今の小学生の方が自然科学の知識はずっと豊かでしょう。科学教育がきちんとしていて,またニセ科学や迷信にかく乱されていなければですが。
古の賢人に学ぶことはもちろんあるでしょうけど,それは心のもちようとか処世術という,確かに人生や社会をよく眺めることで得られる洞察というものです。それとソクラテスや孔子にしても,その弟子や後世の学者たちがさらに継承して発達させてきたその礎なのであって,そういう哲学の体系性を無視してあがめたてまつっても意味はありませんね。無条件に古代のなんとかを尊宗せよといった主張も危険だと思います。
2つ目に紹介されているほうは,「ウソも方便」はよいか悪いかという問題ですね。そりゃウソで説得したらウソがばれた瞬間に論拠が崩壊するわけですからね。ダメです。
ゲームのやりすぎが教育上よろしくないと判断すること自体は,それなりに妥当なケースがあるでしょう。しかしそれを抑制するには,ちゃんとした説得のことばを親や教師が自ら考えなさいということしかありません。
じゃあ,サンタクロースというウソはどうなの?ということも出てくるわけですが,そこらの区別もできないようでは,「思いつきで反論できるから頭がいい」レベルの反射的知性にすぎません。一度じっくり考えておけば,そのあたりの「程度の問題」はきちんと決着を付けられるはず。
「信頼するに足る根拠がありそうだ」
と思わせることで一般市民に結果を信用させるのです。
ニセ科学は「科学に見せかけている」ことが問題なわけで、「マイナスイオンドライヤー」が、例えば「開運!霊気ドライヤー」だったら効果が同じでもあんまり売れないでしょうし。
根拠を科学に見せかけていることが問題なのだと思います。
さて、ゲーム脳に関する報告書見つけました。長いですが、森氏の主張などよくまとめられております。既出だったらすいません。
ゲームソフトが人間に与える影響に関する調査報告書
(財団法人イメージ情報科学研究所)http://research.cesa.or.jp/index.html
口実とか金になるものとかがニセ科学を蔓延させていくのですね…
130. 脳内桃色 — August 21, 2007 @14:59:09
所詮保護者ウケしそうな本書いたりNHKとかの教育番組に出演したりして金稼ぎたいだけなんだよ。
極端に言うと森氏は、「ゲーム=有害」とでも考えてるんでしょ。この前書店で森氏の著書を見かけたんでググってみたら非難されまくりで。
日本のゲーム市場をなめてるとしか思えないような発言をしてると思う。
まぁ、親からしたら正しいことを言ってるように見えるけど実際は、「正しく聞こえること」を言っているに過ぎないでしょうし。
これからの時代パソコンが使えないと苦労するだろうに同氏はそれに対しても否定的で。
元気な脳を作る?そんなことを言ってるような野郎は偽善者だろ。
頭の中が爽やかになってるに違いない。
以上憤慨する爽やか少年の愚痴でした
131. audioslave — August 21, 2007 @19:49:18
極端に言わなくてもそう考えてると思う
でも正直な話 何を考えてるのか分からない
132. Noe — August 22, 2007 @18:59:29
文句言ったほうがいいんだろうか?
133. A-WING
— August 23, 2007 @10:06:31
文句言う時は、書面でやったほうが、比較的効果があるみたいですよ。
ちなみに私は、鳥取県警主催のゲーム脳講演のとき電話で問い合わせたら、「いろんな考え方の一つとして」といわれてゲンナリしました。
ちなみにケーサツの人は、ゲーム脳に対して専門家からツッコミが入っていることを知っていました。
アドバイス有り難うございます。
とりあえず、自治体のホームページから「ご意見」というところに「科学的に信頼できるものと思って開催しているのか、おとぎ話の類と思っているのか教えてほしい」旨を送信してみました。回答は文書でくれるみたいですので回答を待ってみたいと思います。
135. Noe — September 5, 2007 @08:04:21
大意としては「ゲームをしすぎる子供の指導法に不安を感じている親御さんのための講座で、講演者の決定は、講演者のリストから実績のある方を選びました。」とのことでした。
どうせなら「クレームのついた怪しい講演者リスト」でも作ってくれればいいのに。
「子育てに関する講演で、自治体が「ニセ科学」に嵌るのを助長するのはまずいんじゃないか」とも書いたのですが、回答からはそれに対する配慮は見当たりませんでした。まあ、自らが依頼した講演者を貶めるような回答もできないでしょうから仕方ないのかもしれませんが。
再度クレームをつけるとクレーマー扱いされそうなので、今回はここで鞘を収めることにします。担当者の方は「リスト」にある講演者でもおかしなものも含まれていることもあることに気付いてくれたかもしれませんので、とりあえず担当者の善意に期待です。(また変な講演を企画していたら、再度送ります)
136. さんちゃん — September 6, 2007 @11:15:05
●学力とテレビゲーム 相関関係あった
http://www.teny.co.jp/news/2007/08/30-2.html
これって単に家で勉強する時間が少ない人が学力が低いってだけではないかと。
3時間以上もゲームしていたら勉強していないってだけでゲームが問題ではないと思うが。
ゲームをしすぎると勉強する時間がないので成績が下がる、というのはたぶんそれでいいのだと思います。問題は、たぶん野球をしすぎても同じであろうということかな。
この話は「ゲーム脳」とは違うと思いますよ。
なぜテレビゲームを3時間以上もしてしまうのか、あるいはそれを許すのか、といったところまで掘り下げる必要があります。
138. ちがやまる — September 7, 2007 @10:13:29
この種の記事、結構見ますね。
他にも色々条件があるはずだけど、何で「ゲーム」の場合にわざわざ採り上げられるのだろう、という見方も出来ます。かなり新しく、どんどん中身が変化している文化だから、というのはあるかも知れません。文化として「軽い」と考えられている、というのもあるかも。
この記事自体は、確かにゲーム脳とは異なるのですが、相関関係の根拠を説明するために、ゲーム脳や脳内汚染の論理を持ち出して、こじつけようとする場合も、たまに見られますね。「何故ゲームを3時間以上もするのか」→「強い依存性があるからだ」、「前頭葉の機能が低下するからだ」、と。
もちろん、可能性としては、色々あり得るのですが、ゲームの場合、ゲーム脳などのニセ科学言説が広まってしまった事もあるので、無理にそれと結びつけようとする事が、起こるのですよね。なので、この種の記事には、敏感に反応してしまいます。
まあ、ちょっと前なら「ことさらにテレビ」だったわけですから、単に「順番」なのでしょうが。
それはそれとして、僕は「子供に1日三時間もゲームを許すのはなぜか」というところが気になります。「たまに」ならいいですけど。
141. ちがやまる — September 7, 2007 @14:23:54
http://www.pref.niigata.jp/kyoiku/gimukyoiku/gimukyo/gaku-chosaH18/houkokusho/houkokusho18-top.html
に掲載されているようです。p.166でしょうか。
ふだんの日に三時間以上ゲームをする人はどの学年にも一割くらいいて、三時間以上テレビを見る人は三割以上いるんですね。
142. くまさん — September 7, 2007 @15:33:10
136のリンクが切れていたので参考になりました。
3時間以上ゲームする人でも、学習時間が2.9時間あることが驚きです。ゲームをしない人の学習時間が3.5時間ということからすると、むしろ、「勉強は勉強、遊びは遊び」とけじめのある生活をしている傾向が読み取れます。
>学力向上は言うまでもなく、正しい生活習慣を身に付ける上でもテレピゲームに費やす時間には十分注意した方がよいであろう。
ということを言いたいがために、統計を強引に解釈しているフシがあります。グラフのスケールも、違いを強調するために拡大されています。原点を含めるようにスケールを取るだけで、受ける印象ががらりと変わると思います。統計も科学の一部だとすると、ニセ科学に片足を突っ込んでるような気がします。「関連がある。」→「どの程度の関連?」ってやりとりを見たことがありませんか。
つまり「平日毎日3時間以上ゲームをやる子の休日の勉強時間は約3時間」という謎のグラフですね
いや、もちろん解釈はできるので、「謎」でもないですが、どうなんでしょね
P167のグラフ、縦軸の「家庭学習時間(平日)の大きさ」は、2.9〜3.5なので、くまさん さんが仰る様に、スケールの取り方で、随分印象は変わると思います。
平日の勉強時間は、
▽▽▽引用▽▽▽
(1)学校の授業時間以外に、1日にだいたいどのくらい勉強していますか。(休みの日は除きます。塾での勉強や家庭教師の先生に教わる時間もふくめてください。)
△△引用終了△△
これですよね(P171)。ここと、休日の勉強時間を併せてあるのでしょうね。なんか、凄く説明文が読みにくいので、よく解らないですが。P194を見ると、ゲームを3時間以上やっているのは大体10%以下で、勉強を3時間以上やっているのは、2・3パーセントですね。グラフ、あまり意味が無い様な…。
実際、可処分時間を考えると、勉強を3時間近くやって、ゲームも同じくらいの時間やる、というのは、かなり難しい気がします。そもそも、凄く疲れますし。
--------
推測ですが、ゲーム時間が殊更に採り上げられるのは、それが本質的に、娯楽であるから、なのだと思います。たとえば運動であれば、一般的には、ある程度の時間なら健康に良いと認知されているでしょうから、良い効果が解りやすい、と捉えられているのかも知れません。
P171にありますが、運動の時間もテレビの時間も、問われているんですよね。でも、それと学力との相関関係については、触れられていませんね。
145. 匿名希望 — September 8, 2007 @00:59:38
学力への影響を知りたいなら、いろいろ調べてるんだから重回帰なり今日分散構造分析なりすればいいと思うけど、まあこの資料は科学論文でもないし、お役所が仮説ありき、(妥当性が不明な)理想論ありきで作った以上ではないと思うので、そんなことはしないんでしょうね。
「学力を上げるためにはいい生活をしなさい。いい生活をするためにはゲームの時間を減らしなさい。ほら、実際にゲームの時間が多いほど学力が低いよ」と。
しかも150ページの後半の文章を見る限り、それを故意にやっているんだろうなあとさえ思えてしまう・・・。
ちなみに「サンプル数」とは抽出したサンプルの数のことであって、サンプルにおける観察個数を示すなら「サンプルサイズ」が正しい。ってこの話、血液型のところでも見た気がするな。
146. ちがやまる — September 8, 2007 @06:58:50
この報告書でやっているように、調査された変数どうしに(表面的な)関連があるだろうか、ということは、まず確認してみたいですよね。くまさんさん、TAKESANさんのおっしゃるようにグラフのスケールはこの場合ゼロを含める必要があると思いますし、一方はカテゴリ(順序)なので棒グラフがよかったのではないでしょうか。またそういう場合は、(報告書には相関係数としか書いてありませんが)ぜひスピアマンを使ってください。
そういう理由とか、説明(独立)変数どうしに関連がある場合は無意味(むしろ有害)であるので、重回帰分析等にもちこみ*さえすればいい*、という意見でしたら私は反対です。「サンプル数」と「サンプルサイズ」と言葉を区別せよ、という話は本当ですか(初耳です)。何の数をかぞえたか、を明確にする方が大切ではないでしょうか。
147. TAKESAN
— September 8, 2007 @11:17:49
ちがやまるさん
>「サンプル数」と「サンプルサイズ」と言葉を区別せよ、という話
私はあまり詳しく無いのですが、統計解析の本を読んでいて、抽出したデータ数を「サンプル数」とするのは、統計学的には間違いだ、とはっきり記述されているのを読んだ事は、あります。「サンプル数」は、データの集合の数で、データの要素の数を示す場合は、サンプルの「大きさ(サイズ)」が正確である、と。テキストによって違うので、結構戸惑う事もあるのですが…。
148. TAKESAN
— September 8, 2007 @11:27:30
▽▽▽引用▽▽▽
1つの標本(ワンセットの標本)に含まれる観測データの数(上の例では10)のことを「標本の大きさ」または「標本サイズ」という。英語ではsample size,あるいはsize of sampleである。
標本を何セット観測したか,そのセット数(上の例では3)のことを「標本の数」という。英語ではnumber of sampleである。
△△引用終了△△
とあります。この後にポイントとして、観測データを標本とは言わない、というのが書かれています。
私は、この話自体が、統計学のテキストでは、結構定番なのかな、と思っていたのですが、どうなのでしょうか。
150. ちがやまる — September 9, 2007 @18:01:35
ことばの使い方を気にする立場がある、ということは配慮した上で、「観察の対象がどうやってそろえられたかをはっきり意識し、伝達する」事が本質であることを理解していただくのがいいと思います。(層やクラスターの設定がどうなっているか等の情報が必要で、)標本が何セットあったかでは話がすまないと考えるからです。
標本数と観察数ということばを分けろ、みたいなのも、ことばはこうあるべき、というよりも、「実際に何をどのように観測(察)したかを伝達する」ことの方が大切であると知っていただく方がいいと思います。前に濡らした髪束にドライヤーをあてて乾燥時間を比べる、という話がありましたが、「n=18」だけでは中味のほとんどは伝わっておらず、髪束は1個でドライヤー2種、3水準の条件を3回ずつ繰り返した場合、というのもあれば、髪束9個を使って似たような観察をしたような場合もあるでしょう。ばらつきの評価・統制はそれぞれの場合に応じて行う必要があることは想像していただけるのではないでしょうか。
151. 匿名希望 — September 9, 2007 @19:03:39
実験方法、実験計画を明示するのは当然、というか前提です。実験計画が明示してあればn=18で大丈夫でしょう。
152. ちがやまる — September 9, 2007 @19:28:32
> 統計学用語として、「サンプル数」と「サンプルサイズ」は異なる概念を指し示します。
はっきりと断定できる根拠がなくて困っていました。ぜひ、出典をお教えください。
> 実験方法、実験計画を明示するのは当然、というか前提です。
私は分散分析とか回帰分析とかのモデルをどうするか、ということを頭においていました。全体としては、標本数や標本のセット数などが問題になるような場合に何を考えたらいいか、ということを伝えようとしました。
もっといい考え方があれば、落としどころ(一般の方へのメッセージも含めた表現)を考慮した上で、いくらでも改訂(破棄・書き直しでもかまいませんが)をお願いいたします。
153. 匿名希望 — September 9, 2007 @21:59:09
>はっきりと断定できる根拠がなくて困っていました。ぜひ、出典をお教えください。
当たり前すぎて出典とかわからないです。すいません。
まあ、そういうもんだと思ってもらうのが一番かな。匿名の私が保証します。
知り合いに統計学者がいたら聞いてみてもらえばいいかもしれません。もしその統計学者が「はぁ?なにそれ?」っていったら、偽者と判断していいと思います。
後半は、申し訳ないのですが、言っていることがよくわかりません。モデル選択のことが言いたいのか、とか、パワーアナリシスのこと(ちなみに「標本数」と「標本のセット数(こちらは使わないと思うけど)」は同じことだと思います)なのか、とか、推測はできるんだけど、それが間違った言葉の使い方とどう関係するのかよくわかんない。
まあ、どちらもたいした話ではないので、別にいいでしょう。
> 統計学用語として、「サンプル数」と「サンプルサイズ」は異なる概念を指し示します。
これだけの文字数を使っておられるのですから、違いをさくっ、と教えてくださってもいいのではありませんか。
用語の問題といわれたので、どこかに定義か規約があるのかと思いました。
TAKESANさんのお教えをうけて、インターネットをちょっと見てみたところ、標本数(sample size)を「サンプル数」と言うな、という話が載っていたので、私のいくつか上の発言(昨日昼頃の)のように解釈しました。TAKESANさんの紹介された本を書いた方は標本調査を念頭に置かれたのだろうと考え、Levy & Lemeshow "Sampling of populations" などをちらちら覗いてみたりしましたが、参考になるような事は見つかっていません。
後半は、TAKESANさんが紹介してくださった「観測データを標本とは言わない」という事について、観測データ(たぶんobservationsのこと)も解析する立場からは標本とみることができるだろう、という立場で書きました。そういう背景までは主張するつもりはないので、問題(調査や実験)の構造を把握することが大切だよ、という事が伝わればいいと思いました。
さて、統計学者が本物か偽者か見分けることができるポイントが、たいした話ではない、というのは解せません。ぜひともお教えください。
155. 匿名希望 — September 10, 2007 @00:13:35
何か不明な点がありますか?
後半は何が言いたいのかやっぱりよくわかりません。
専門家以外の人にたいして、何を調べたかがわかればいいという話ですか?それなら、それはそうでしょう。
まあいずれにしろこれはたいした話ではないのです。ただ術語の使い方の間違いを指摘しただけですから。
156. 匿名希望 — September 10, 2007 @00:36:18
>標本数(sample size)を「サンプル数」と言うな
標本=サンプルです。標本数(sample size)はその時点で誤り。
sample sizeに対しては、標本サイズ、サンプルサイズ、または標本の大きさという言葉を使います。標本っていうのは、「もわぁっ」っというか「しゅべぇ」っというか、そんな広がりを持った概念と思ってもらえばいいかと思います。
標本数は、TAKESANさんのフォローのとおり、number of samplesと対応します。「もわぁっ」「しゅべぇ」がいくつあるか、ということ。
これらの根拠として、"Sampling of populations" などは役に立たないでしょう。日本語の問題ですから。
もしかしたら「標本」という言葉に対して、誤った概念を割り当てているのかもしれません。
一応言っておくと、私はこんなことで言い争う気など毛頭なく、ただ皆さんが正しい言葉を使ってくれればいいと思っているだけです。のでこの話はこれでおしまい。
157. くまさん — September 10, 2007 @00:47:23
>>144. TAKESAN さん
167ページのグラフの「1日勉強時間」ですが、休日なのか平日なのかが謎ですね。「1日勉強時間」では、グラフの縦軸の説明では、「家庭学習時間(平日)の大きさ」と書かれてますし、同ページの3行目には以下の記述があります。
>このことは、下に示すようにテレピゲームに費やす時間が増えれば、時間が減る傾向とも一致している。
ただし、その続きに以下の記述があります。
>(ただし、グラフでは質問項目[3](2)の選択肢番号の単純平均をとって学習時間の相対的な大きさを縦軸にとっている。)
とあるのですが、質問項目[3](2)は、休みの日の勉強時間を問うています。平日なのか休日なのかが一貫していなくてどうも腑に落ちません。常識的に平日の勉強時間を採用したものということにしておきましょうか?
さらに別の問題です。縦軸の単位です。私は、縦軸の単位はhourだと思っていたのですが、193ページにて紹介されているデータを見る限り、0.5〜2時間がボリュームゾーンであり、その範囲に「2.9時間」が収まらないのが矛盾しています。167ページの「選択肢番号の単純平均をとって学習時間の相対的な大きさ」という説明がくせ者です。「1時間以上2時間以下」を「1.5時間 」で代表する、といったことでなくて、本当に選択肢「番号」の平均をとっているみたいです。つまり、「ほとんどしていない」を1.0とみなし、「3時間以上」を6.0とみなして加重平均していると解釈した方が自然です。そうすると、
「勉強しない」+「2〜3時間勉強する」 = 「0.5〜1時間勉強する」x 2
という法則が成り立ちます。左辺の合計が2〜3時間なのに対して、右辺の合計は1〜2時間と釣り合ってなくて、不気味ですね。長時間勉強するとだれて効率が落ちることを考慮しているのでしょうかw。
この考え方に従い、(いい加減ですが)線形補間により学習時間を求めてみます。ゲームをしない人は、学習時間は(0.5+1.0)/2=0.75と(1.0+2.0)/2=1.5の中間ということで1.1時間(68分間)ぐらい。ゲームを3時間以上する人は0.25と0.75を9:1に内分するので、0.7時間(42分間)ぐらいです。3対2の比率があります。このぐらいだと大きな違いと解釈するのもアリだと思います。個人的には、これでもゲームをする人を好意的に捉えてしまいますが。
以上のように解釈すれば説明が付くと思うのですが、これで良いのでしょうか。この解釈で良いとするならば、この資料を作った人の数字を取り扱うセンスの無さに悲しくなってくるのですが…。高校生レベルです。
>>146. ちがやまる さん
>一方はカテゴリ(順序)なので棒グラフがよかったのではないでしょうか。
以上より、縦軸にも線形性が無さそうなので、棒グラフすらナンセンスかもしれません。やり方によっては縦軸にも横軸にも線形性のある指標を採用できたはずなので、残念です。
決して「平日のゲーム時間vs.平日の勉強時間」ではありません。
しかも、「休日の勉強時間」には「塾や家庭教師も含む」ですから、時間の使い方がうまいかどうかなんてことはまったくわかりません。塾に行っている子なら、塾の時間でほとんどですよ。
このグラフは恐らく、アンケートの計画段階では想定していなかったものなんですよ。だから、無理矢理関係のない(と言っていいのでは?)ふたつのデータをひとまとめにした。
僕はここから何が読み取れるのかわかりません。これはだめなんじゃない?
自己レスです。コピペミスです。訂正します。
誤:
>このことは、下に示すようにテレピゲームに費やす時間が増えれば、時間が減る傾向とも一致している。
正:
>このことは、下に示すようにテレピゲームに費やす時間が増えれば、平日の家庭学習の時間が減る傾向とも一致している。
と「平日の」と明記されていることを言いたかったのです。
160. ちがやまる — September 10, 2007 @06:46:44
> ちなみに「サンプル数」とは抽出したサンプルの数のことであって、サンプルにおける観察個数を示すなら「サンプルサイズ」が正しい。
とされたのは、TAKESANさん(8日昼頃)が
> 鳥居泰彦著『はじめての統計学』(P19)には、
▽▽▽引用▽▽▽
1つの標本(ワンセットの標本)に含まれる観測データの数(上の例では10)のことを「標本の大きさ」または「標本サイズ」という。英語ではsample size,あるいはsize of sampleである。
標本を何セット観測したか,そのセット数(上の例では3)のことを「標本の数」という。英語ではnumber of sampleである。
△△引用終了△△
とあります。
というふうに示してくださったのと全く一致する、という事だったのですね。
私が納得できないのは、このnumber of sample(s)ということばが活躍する機会があるかどうかなのです。
(ちがやまる9日夕刻)> (層やクラスターの設定がどうなっているか等の情報が必要で、)標本が何セットあったかでは話がすまないと考えるからです。
sample sizeを「標本の大きさ」とするのは文句なくいいとして、「標本数」をあてるのも(「それだと標本のセット数の事とも受け取られる可能性がある」というのがことばの上だけのいいがかりに過ぎないなら、)かまわないだろうと考えます。重要なのは、何の数を数えたものかをはっきりさせる事でしょう。
161. ちがやまる — September 10, 2007 @09:50:37
167ページの学習時間の示し方はすごく奇異ですが、図にわかりやすく示してみました、という程度の事だとすれば、全くの誤りともいえないのではないでしょうか。
恥ずかしくない示し方としては、カテゴリ(順序)ごとのクロス集計結果を表にしてそのまま出すか、分割棒グラフ(split bars、集計の方向は学習時間別でもゲーム時間別でもいいと思います)を作って並べる、という手があると思います(傾向(トレンド)の検定結果をのせるとなおよし)。
162. ちがやまる — September 10, 2007 @10:14:03
"サンプル数" site:ism.ac.jp 約507件
"標本数" site:ism.ac.jp 136
"sample size" site:ism.ac.jp 127
"サンプルサイズ" site:ism.ac.jp 23
"標本サイズ" site:ism.ac.jp 14
"number of samples" site:ism.ac.jp 13
"標本の大きさ" site:ism.ac.jp 9
検索画面だけでもある程度文脈を判断できると思いますが、「サンプル数」「標本数」についてはsample sizeで使っている場合が相当あるようです。
私がふたつ上で述べた「number of sample(s)ということばが活躍する機会」は、ブーツストラップのリサンプリング数を表したり、中心極限定理に対応する「標本の(セット)数が無限になると」という場合であるらしい事がわかりました。
どちらも必要に応じて誤解を受けないようにくふうすればいいと思われますので、問題にする必要はないのではないかとの感を強くしました。
163. くまさん — September 10, 2007 @16:55:18
>データは「休日の勉強時間」です。質問事項がそうなっていますから、それは間違いないです。
平日の勉強時間についても調査されています。171ページの質問項目一覧を見ると、休日と平日のそれぞれについて質問が用意されてます。193ページにそれぞれの結果がまとめられています。つまり、データは揃っているのです。どちらを採用したかは、前回書いたとおり、どこの記述を信用するかに掛かっていると思います。
もし、休日の勉強時間だとすると、おっしゃるとおり意味不明なだと思います。それどころか、「休日も勉強すべし」といったアンチゆとり教育なイデオロギーが見えてくるような。ただし、データからは相関性が読み取れるので、今後、さらにつっこんだ調査をするための足がかりには、なりそうな気がします。
>>161. ちがやまるさん
おっしゃるとおり、誤りではないですし、意義がないことはないです。ただし、分かりにくいですし、奇妙です。こんな奇妙な方法でを使って平均化するぐらいならば、そんなことをせずに、そのまま提示してくれた方が良かったということですよね。下手な平均化休むに似たりでしょうか。
選択肢番号の単純平均という指標は謎ですが、時間では平均のとりようがなかったのでしょう。勉強時間の推定は158でくまさんがされたのでよいように思います。
165. No.4560
— September 14, 2007 @07:51:19
9月22日に東京都北区で森昭雄氏の講演があるようです。(主催 北区子育て支援課・北区児童館・育ち愛ほっと館)
・児童館子育て講座「子どもをおびやかすゲーム脳」-レッツエンジョイ東京
http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=91521
・岩淵児童館 子育て講座「子どもをおびやかすゲーム脳」|東京都北区
http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/jidoukan/j017/j_event/021170.htm
今朝見つけたので、現時点で僕はまだ特に動いていませんが、一応ご報告だけ先にしておきます。
166. audioslave — September 15, 2007 @13:43:10
167. hir — September 15, 2007 @15:00:01
区民以外からの抗議だとスルーされて終わりのような気もするんですが、やった方が効果はあるものなんでしょうか。
168. audioslave — September 15, 2007 @15:25:13
そうですね
世田谷区で講演があったとき川端裕人さんが
色々 意見を出したり、自ら講演へ行き質問などをしたみたいですが
世田谷区民だから行動を起こしたんでしょう。
http://ttchopper.blog.ocn.ne.jp/leviathan/2006/02/post_9e4f.html
(と書いた時にこのkikulogの記事の主題がコレだという事に気づいた愚かな俺)
北区の川端裕人さんは出てこないんですかね
ところで波動には波動注意報という波動に対するまとめサイトがありますが
ゲーム脳のまとめサイトって無いですよね
町田市、世田谷区、鳥取?、警察主催 と結構あるんだなーと思ってたら
TAKESAN(さん?)の INTERDISCIPLINARYに
http://seisin-isiki-karada.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_e1bd.html
---引用---
数ヶ月に一回のペースで、森氏の講演会が催されるなんて、どう考えても、おかしな話でしょう
---引用 終了---
とあって驚きです
No.4560さんがコメントするまで北区での講演もしらなかったですし。
134 Noe さんの所も何処か気になります
http://seisin-isiki-karada.cocolog-nifty.com/blog/cat371221/index.html
(一番力入ってるサイトはココかなーと思ったり)
ご紹介、どうもです。
ゲーム脳やゲーム一般についてのリンク集を、サイドバーに貼ってあるので、参考にして頂けるとありがたいです。
森昭雄氏の講演の情報や、学校でゲーム脳説が肯定的に紹介された、等の情報については、たかぎFさんのブックマークが詳しいです⇒http://del.icio.us/cactus_f/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%84%B3
町田の講演の時は、何人かの方(私含む)がメールを送った様ですが、特に効果はありませんでした。
この問題には、専門家に、積極的に意見を出して欲しいと思っています。
170. たかぎF — September 15, 2007 @17:12:58
世田谷なんか,去年川端さんがあんなにがんばられたのに,今年の7月にまた森氏を呼んでますね.
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/d00013751.html
ところで,
私のブックマークも水伝授業とかゲーム脳とかについては No.4560さんののを大分参考にしてます.学校や役所等のサイトにあるのは,探しにくいんですよね.キーワードを含む新着記事をチェックするのは,ブログなら楽なんだけど.
171. audioslave — September 29, 2007 @20:46:32
↑の例よりアレな訳で。
財政難でなくともアカンと。
色々な意味であるあるって何が問題だったのかよく分かりませぬ。
172. 富嶽百景 — September 30, 2007 @00:12:32
特にハンドル自体に意味はありません。
さてご報告まで。
過日、ちょっとした報告を頼まれた医療関係者の勉強会で、私の後に公演された小児科医の話が子供の脳の発達に関するものだったのですが、そのレジメの中に「長時間のテレビ、ゲーム→ゲーム脳」といった記述が。
まだいるんですね、医師の中にも。
自分の研究や主張に都合がいいからかな。
173. 石田剛
— October 5, 2007 @05:47:11
発行元の連絡先は、住所と電話番号しか書いてなくて、 URL やメールアドレスは書いてない。手紙や電話で指摘するなんて面倒だなぁ。森氏のような偉そうな肩書きの無い石田の言うことなんて、いかにも聞いてくれなそうだし。石田は幼稚園の PTA に参加した覚えなんか無いし。
見出し
「TV・パソコン見すぎ防止へ活動」「ゲーム脳にならないで」
記事概要
---テレビ、ゲーム、パソコンの見過ぎ防止"だらだらテレビ、ながながゲームをやめようプロジェクト"に取り組んでいる小学校で、校内には、「キレやすい」などの「ゲーム脳」の特徴を紹介する掲示物(児童作)が並んでいる---
・養護教諭がアンケートを行い、休日で6時間以上の長時間テレビを見る子がいることがわかった
・保健委員会の児童が、全校児童の前で劇を披露し、テレビの見すぎは「集中できない」「忘れやすい」といったゲームのうにつながると発表
・時間を守ってテレビを見る、テレビを消して勉強や読書をする、外で遊び十分な睡眠を取る、の「○○っ子の約束」を提案
・あと児童の感想
善意による全うな意見を補強する道具として間違った知識を使用しているという典型例でした。
それこそ、「規則正しい生活をしよう、ゲームで時間をつぶしすぎないようにしよう」でいいはず。
「ゲーム脳」を科学による"お墨付き"として使うのはよろしくないです
176. TAKESAN
— December 4, 2007 @14:12:31
うーむ。未だに、マスメディアが大きく採り上げる事があるのですね…。
やはり、何かを止めさせる手段として、解りやすく不安を煽りやすいものを使う、というのが、あるのでしょうか。しかも、少なくない人が、科学的に妥当な説だと考えている風でもありますね…。
177. stoner — December 4, 2007 @14:45:45
だいぶ前ですが、某ニュース番組(どこの局か忘れた・・・)のスポーツコーナーで「ゲーム脳」の言葉が出てきて噴いたことがあります。「ゲームなど屋内遊戯ばかりは健康に悪いからスポーツをしよう」という趣旨の特集だったのですが、わざわざゲーム脳を挟み込む必然性なぞ皆無だと思うので、やっぱりキャスターや製作スタッフもおかしいとは思ってなかったんだろうなぁ・・・。
もちろん、広く浸透した理由として「キャッチー」があるわけですが。
で、いまや「ゲーム脳」という言葉は必ずしも森さんの言う「ゲーム脳」に限らずに使われていて、単にゲーム依存症の意味で使う人も多いと思います。
僕は、それはまずいと思うんですけどね。
少なくとも177のニュース番組の特集(どうやら2004年12月6日放送の『報道ステーション』だったようです)は、「ゲームをやると判断力や集中力が低下する(逆にスポーツをするとそれらが身につく)」という趣旨で、森氏が脳の働きについて解説している代物だったので、本来の意味での「ゲーム脳」を取り扱っているとみて間違いないです。
訂正
「ゲーム脳の恐怖」が取り上げられているのは「トンデモ本の世界T」のほうでした。
180. Y — December 7, 2007 @00:05:07
といわない時点でテレビなんて終わってるんだけども。
健康をいうならゲームなんてものをわざわざ持ち出さなくても
キャスターが視聴者にむかってテレビ消してスポーツしろ
といえばよい。
>テレビ視聴は心血管疾患のリスク要因である
>http://intmed.exblog.jp/6446662/
難しくて私にはよくわかりませんが
181. QР — December 7, 2007 @15:00:19
結びつけるし、身内の殺人事件があると昔がどうだったかの検証な
しに家族の絆の希薄化を憂うし、ちょっと困った番組です。
古舘氏と言うよりスタッフの質が低いのではないかと思います。
182. QР
— December 8, 2007 @10:00:16
「テレ朝『報ステ』 マクドナルド報道で謝罪」
http://www.asahi.com/national/update/1207/TKY200712070351.html
改ざんがあったと証言……マクドナルドの店員の制服を着て「店長代理」の名札をつけていた……番組担当者の判断で着てもらったという……「辞めた人が制服を着ているのはおかしい」などの指摘が寄せられた。
「番組担当者」に問題があるようです。
183. みか — May 26, 2008 @18:50:38
185. TAKA — May 26, 2008 @21:41:13
徳永英明さんの「こわれたレコード」かも(^^。あるいは「レターのコラール」かも(^^。
186. TAKESAN — May 26, 2008 @23:51:10
どこかに、「これつっくた」という星があるのでは。
187. % — June 13, 2008 @14:10:41
188. 内海 — June 13, 2008 @14:51:58
?赤い部屋・・・
赤い部屋ねえ・・・
赤いへや、ヤンバルクイナ、内藤大助、ケンカ、カッパ、パナキ!!
・・・なんとか意味不明コメントからパナキまで繋げる事が出来てよかった。
こんなに嬉しい事はない!(古谷徹では無く若井おさむで)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080708/crm0807082159046-n1.htm
森教授は食い扶持だからデタラメをいうのもいいとして、「相次ぐ凶悪犯罪に、文部科学省も年度内に設置する徳育に関する有識者会議で「脳科学」との関連性を検討していく考え。…文科省は既に「脳科学」について検証している。平成17年に脳科学の知見をまとめた報告書で、(1)興奮抑制作用があり脳の海馬(かいば)の近くにある「ベンゾジアゼピン受容体」の機能不全が、子供がキレる現象に関係がある(2)側頭葉の内側にある扁桃(へんとう)体の機能不全が攻撃性を高める可能性がある−との学説の重要性を確認。さらに解明すべきだとした。」
とあるのが気になります。
そもそも凶悪犯罪が増えているのは本当か(「少年犯罪データベース」などを見るとそうも思えない)とか脳科学が人間のマクロな行動を云々できる程の学問レベルに達しているとはとても思えないとかツッコミどころは満載だと思うのですが。
190. Tsune@携帯 — July 9, 2008 @13:10:11
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/05032201/003.pdf
この会議、森昭雄氏を発表者として呼んだようです。
191. じゃいこ — July 24, 2008 @19:58:18
といわない時点でテレビなんて終わってるんだけども。
健康をいうならゲームなんてものをわざわざ持ち出さなくても
キャスターが視聴者にむかってテレビ消してスポーツしろ
といえばよい。
192. 高草山 — July 24, 2008 @21:46:23
http://mainichi.jp/life/edu/news/20080724ddm002100083000c.html
未だに新聞に載るのか、と少し驚きました。
「趣旨を強調しつつ、両論併記のつもり」といった所でしょうか。
ゲーム脳はそんなレベルの話じゃなかったと思いますが。
193. TAKESAN
— July 24, 2008 @22:47:55
高草山さんが仰るように、ゲーム脳は、他の仮説や研究と同列に扱う事のものが間違っています。それを敢えて載せるのは、記者としては中立・公平のつもりなのでしょうが、実際は、全く認識不足としか言えませんね。
×同列に扱う事のものが
○同列に扱う事そのものが
195. TAKESAN
— September 24, 2008 @18:04:50
ちょうどこちらのエントリーが上がっていたので、ご紹介しておきます。
先日、亀@渋研Xさんに倣って、「ゲーム脳」を、ドメイン指定で検索してみました。
結果、かなりヒット。ed.jpだと、170件近く出て、そのほぼ全部が、ゲーム脳を肯定的に紹介する内容でした。
ゲーム脳説流布の事例として、参考にして頂ければと思います。
http://seisin-isiki-karada.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-f4b7.html
http://seisin-isiki-karada.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-c097.html
下の方は、とんでも無い表現を用いて電子メディアの害悪を説いている人間の例です。
なんというか、「届く人にしか届かない」という現実をなんとかする方法はないですかねえ
197. キムチ — November 10, 2008 @19:12:12
私は行くことが出来ず、家でテレビをつけていたら、夕方頃にテレ朝で「面と向かって聞けない噂のクエスチョン お医者さん編」という番組が放送されました(再放送ではなさそうです)。
20人の「お医者さん」を呼んで、ゲストの質問に対してYES/NOで答えてもらうという内容です。
で、確か認知症の話題の流れだったと思いますが、大友英一氏がゲーム脳を肯定する発言を熱心にされていました。
「脳波が認知症と一緒」とか「単純なゲームは脳に良くない(と言いながら親指を動かす)」とか、聞き飽きた台詞をいろいろ熱弁されていたのですが、あまりの迫力に(?)逆に他の医者の方や、果てはゲストにまで懐疑・否定されてしまってました(^^;
おそらくあれには視聴者も、ゲーム脳の信憑性を疑わざるを得ない、自ら墓穴を掘っているといった感じでした。
この番組自体、簡単にYES/NOで答えられないような質問ばかりだったり、「お医者さん」の中にはニセ科学的なアンチエイジングを推奨してる人達が混ざっていたりしてちょっと微妙だったんですが(でもちゃんとした医師もいたはず)、ゲーム脳に関しては図らずも視聴者に「おかしい」と思わせるようなまともな内容でした。
と書いてはみたものの、信じている人にとっては否定している人達の方が屁理屈を並べているように映るのですかね。。
198. TAKESAN
— November 10, 2008 @19:51:25
結果的にはおかしいと思われるような雰囲気になったというのは、良かったのかも知れませんね。
ちょうどいいタイミングでこちらのエントリーが上がったので、最近知った情報を書きます。
日本大学の教員のプロフィールを掲載しているページがあるのですが、森昭雄氏の専門の所をご覧下さい⇒http://www.chs.nihon-u.ac.jp/institute/human/kenkyu/taiiku/mori.html
「脳神経科学」とあります。
ちがやまるさんに教えて頂いたところ、こういう場合の専門領域というのは、割と自由に(とまでは言えないかもですが)に謳う事が出来るようですね。
大学のサイトで脳神経科学専門と謳っているので、今までのように、「森氏の専門は脳神経科学では無い」と「文字通り」に言うだけでは不充分になった、と思います。ゲーム脳に関するまともな論文が存在しない、等の具体的な指摘をその都度していった方が良さそうです。
結構重要な情報だと思いましたので、ご紹介しました。
学会にはいってなくてもいいし、論文を発表してなくてもいいのです。
まあ、それを言えば、世の中には自称・作家とか自称・役者とか、いますからね。一冊も出版してなくても作家を名乗れます。
「炎の転校生」に"今日から400"という技が出てくるんですけど、専門分野もそれでもいいわけで(^^
200. かとう — November 28, 2008 @19:44:50
「評論家」とつけたとか。
高島氏の「お言葉ですが」に載ってた話です。
何巻か忘れちゃいました。
私?私は、kikulog評論家で。
201. ちがやまる — November 29, 2008 @08:54:46
202. はやし浩司
— July 21, 2009 @22:57:16
参考になりました。
もちろん、「子供がゲームばかりするのをほっておいていいのか」というのはわかるのですが、それは躾の問題ですから、「ゲーム脳」とは別なんですね。
森昭雄氏の「ゲーム脳」は『ゲーム脳の恐怖』を一読すれば明らかなように、科学的根拠のない思いこみにすぎません。
どこまでが科学的に認められる話か、どこからが躾の問題なのか、ということは区別されればよいなあと思います
ご承知のように森氏は、ほとんどありとあらゆることをゲーム脳のせいにされます。しかし、学説としての体をなしているとはとても言えません。
「ゲームばかりするのはよくない」と主張されるのはよいと思うのでが、その根拠として「ゲーム脳説」を持ってくるのは、却って信頼性を下げるだけでしょう。
そういう理由で親がゲームしてる家があるんですね。
その親はゲームを楽しんでるのではなく、子供を規制するために仕方なくやっているのですね。
極端にいえば。
205. isaac — January 16, 2010 @17:18:54
おやじギャクの連発も脳の影響が云々。
食器を洗いながらだったんで、細かいところまで聞き取れなかったんですが、次は「オヤジ脳」とか「だじゃれ脳」とかで売り出すんだろうか。
206. TAKESAN — January 16, 2010 @19:54:30
うう……目がテンは比較的考証がしっかりしてる番組だと思っていたのですが…いかんですねえ。