メールで情報をいただきました。どうもありがとうございます。
http://www.nnn.co.jp/news/060529/20060529008.html
によると、鳥取市内の小学校が森昭雄氏を講師に呼んで、特別授業をしたそうです。うーん、ゲーム脳なんてニセ科学だって、どれほどネットで言おうが、いろんな本に書かれようが、小学校の先生の目にも耳にもまったく届かないってことでしょうか。
"読書や運動、音楽鑑賞、自然に触れる重要性を挙げ、「ゲームは十五分。その後は三倍の読書をするように」と述べた。" という結論にはなんの異議もありません。そりゃ、いろいろしたほうがいいに決まってます。もちろん、ゲームを15分とするか1時間とするかはそれぞれの家庭の自由ですが。とにかく、結論は当たり前であることが最大の問題です。
これが「ゲーム脳対策」だという主張なのですが、もちろんゲーム脳なんてのはニセ科学です。ゲームを何時間まで許すかは、ひとえに「しつけ」の問題であって、親子が相談して決めるなり、親が一方的に押しつけるなり(^^)すればいい。そこに「ゲーム脳」を持ち出す理由などどこにもないのです。
「ありがとう」という言葉を使わせるために「水からの伝言」を持ち出す必要がないのと同じです。
基礎セミナー「サイエンスフィクション」の講演会、今年度第二回はSF作家の林譲治さんのお話を伺います。興味のあるかたは、お気軽にどうぞ
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6/5(月) 16:30-
阪大サイバーメディアセンター豊中教育研究棟7F会議室
講師:林譲治氏(SF作家)
題目:ガジェットからの発想 -- コンピュータの装着とその展開
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阪大豊中キャンパスです。吹田ではないので、お間違いなく
昨年に引き続き、今年も基礎セミナー「サイエンス・フィクション」の特別講演を行います。第一回は世界で一番「ブラッド・ミュージック」に近い研究者(^^)、四方哲也さんに「リアル人工生命」について伺います。
興味のあるかたの参加をお待ちします。「ブラッド・ミュージック」を読んでおくとなおよし・・・かな
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5/22(月) 16:30-
阪大サイバーメディアセンター豊中教育研究棟7F会議室
講師: 四方哲也(阪大情報科学研究科・生命機能研究科)
題目:「生命を作る」
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なお、このあとの予定ですが、6/5に林譲治さん(SF作家)、7月に木原善彦さん(阪大言語文化・米文学)に講演していただくことが決まっています。
というわけで、「壮快」と「ソトコト」が「水からの伝言」を肯定的に紹介しているのです。困るね。読んでて、嫌になります。
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このブログはIPアドレスでアクセス禁止を設定できるのですが、スパムトラックバックにそれをやってもきりがないからねえ。アクセス・ログを見ると、これまた無意味なアクセス激増で嫌になりますが、リファラーのURLでアクセス禁止にできると簡単なんですけど、どうもそういう設定はないようで。PHPいじって自分で書く元気はないとです。
トラックバックちゅうのは役に立つ仕掛けだとは思いますが、現状はしょうがないね。