200506のブログ

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2005/06/29 水からの伝言(4): リンク集
2005/06/29 水からの伝言(番外): 私たちに言えること
2005/06/29 例の訴訟と陰謀と敵味方とについて
2005/06/28 大学院入試
2005/06/23 大学の特許
2005/06/20 堺三保氏講演(6/27)
2005/06/15 ブラウン運動の人気?
2005/06/14 Aquarian Age
2005/06/14 百匹目のサル
2005/06/12 水からの伝言(3): 科学は負けつつあるのか、はたまた誇大広告か
2005/06/09 天皇制と科学
2005/06/08 期待と裏切りについて
2005/06/08 wikipediaではだめな実例
2005/06/08 牧歌的時代
2005/06/06 創造論

2005/06/29 水からの伝言(4): リンク集

カテゴリー: ニセ科学,水からの伝言

ずっと以前に自分用に作って公開していなかったリンク集ですが、どうも自分で検索の努力をしているかたが多いようなので、手間を省く意味で公開します。自分用なので、使いにくいし、htmlも不完全だったりしますが。一部は"."にリンクが張ってあります(^^。メモのままなので。

リンク先のうちTOSS関連は遠からず消えるかもしれません。資料として残しておきたい人は今のうちに。一部のリンクは既に消滅?

http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/nisekagaku/mizuden.html

古いので、最近の事情を反映していません。ここにないサイトはお知らせください


2005/06/29 水からの伝言(番外): 私たちに言えること

カテゴリー: ニセ科学,水からの伝言

メールで教えていただいた。

「水からの伝言」を小学校の校長先生が、学校からのお便りで取り上げた例(それも最近)なのだが↓

http://www.city.ageo.lg.jp/kakubukakukaichiran/gakkoukyoiku/nishisho/tayori/nishisho/h1611/index.html

「水からの伝言」は引用の引用である。そして、引用元は池田小事件で娘さんを亡くされたお母さんの手記である。

やはりこういう取り上げかたをした校長先生には、大変申し訳ないが不適切であると申し上げるしかなかろう。一方、元の手記を書かれたお母さんに批判めいた言葉をなげかけることはとてもできない。それはやはり、人として間違っていると思う。しかし、「世界」の記事などが彼女の目に止まる機会があるかもしれない。それについて、私たちに言えることはあまり多くない。

ニセ科学はかくも罪作りである


2005/06/29 例の訴訟と陰謀と敵味方とについて

カテゴリー: 雑多な疑問や意見

中西準子さんの名誉毀損訴訟については、とりあえず当たり前の話は書いてしまったし、ほかの人たちのホームページでもいろいろ取り上げられているし、結審するまでは黙っていようと考えていた。どう考えても原告敗訴だろうから。

しかし、口頭弁論の場に原告の松井教授が姿を見せず、原告側は中下弁護士だけだったなどの話を聞くにつけ、結局は環境系市民団体が中西さんを陥れようとしている単なる陰謀だったのだなあという確信が強まってくる。もちろん、それはおおかたの人にとっと初めから想像はついていたことなのだけど、普通はその印象を弱めるための努力くらいはするものだろうに。要は「訴訟を起こした」という事実さえできれば、あとはどうでもいいということか。こういう陰謀が、(1)おそらくは弁護士が主導(2)京大教授が荷担、して行われていることについては、あらためて強く批判しておく。

それにしても、市民運動(特に環境や安全問題の)と科学者の関係は難しい。○○反対派の市民運動家は、「○○は危険だ」と唱える科学者を味方とみなし、「○○は危険ではない」と唱える科学者を敵とみなす傾向がある。本来、これは敵味方の問題ではないはずなのだが・・・・。

先日、物理学会誌を調べていて、「第27回物理学者の社会的責任シンポジウム」報告を見つけた。そこに市民団体(ここでは仙台の生協)のかたの意見として、「(科学者は)市民と平に語れる関係を作り、自分を含めた人々の暮らしの上に立った専門家を目指してほしい」と書かれていた。これは字面だけ読むとまったくその通りなのだが、本当に平に語れる関係を作りたいなら、自分と違う主張をする科学者の話もちゃんと聞く耳を市民運動家側も持つ必要がある。科学者側だけの問題ではないのだ。「○○は危険ではない」と主張する人は敵、と思っているうちは、歩み寄りはありえない。

科学者にもでたらめな科学者とまともな科学者がいる。「○○は危険だ」と主張するか「○○は実は危険ではない」と主張するかは、その科学者がでたらめかまともかとは関係ない。そんなものはケースバイケースに決まっている。自分にとって都合のいい(自分の信念を裏付けてくれる)主張かどうかで敵味方をわけるのは、誰にとっても得策ではない。そこにつけこむいい加減な連中が必ずいるから。逆の御用学者というわけ。それは「買ってはいけない」の教訓だったはずなのだけど・・・

今回の中下弁護士は、上で述べたような「敵味方概念」で行動しておられるようだ。中西さんはそのような感覚の運動家からみれば、さしずめ「変節者」ということになるのだろう。変節者は粛清される。


2005/06/28 大学院入試

カテゴリー: ニセ科学

阪大の物理学専攻では今年から大学院入試を東京でも行う予定。

■ 東京入試日程[物理学専攻のみ]

 筆記試験 8月23日(火)(東京会場) 

 口頭試問 8月29日(月)(筆記合格者のみ、阪大豊中キャンパス)

■ 合同入試日程[物理学専攻・宇宙地球科学専攻]

 筆記試験 8月30日(火)(阪大豊中キャンパス)

 口頭試問 8月31日(水), 9月1日(木)(筆記合格者のみ、阪大豊中キャンパス)

■ 出願期間(東京入試・合同入試 共通)

  7月19日〜22日[必着] 

詳細は物理学専攻のウェブサイトを見てください。

http://www.phys.sci.osaka-u.ac.jp/index-jp.html

ちょっとややこしくて、たとえば僕の研究室と川村光先生の研究室のどちらかが第一希望・他方が第二希望という出願のしかたをしたい場合は、東京入試ではだめなんです。川村研が「宇宙地球科学専攻」だから。


2005/06/23 大学の特許

カテゴリー: ニセ科学

今朝の新聞によると、国立大学の特許は出願件数が前年度比三倍増で収入は3%減。しかも、収益の86%は先日ここで話題になった赤崎先生の青色発光ダイオードだそうです↓

http://www.asahi.com/life/update/0623/001.html

いや、もちろん出願した特許が即座に収入を生むはずはないので、これでどうこう言ってはいけないのかなあ・・・とは思いつつ。

最近の大学を見ていると、役に立たない特許が膨大に出願されてしまうのもしょうがないよなあとも思うわけで。

特許出せ出せってうるさく言われたり、特許の件数が論文の本数と同列で業績評価の対象にされたりしたら、「ほな、しょうもないもんでもいいから出したれ」って考える人は多いんじゃないかなあ

僕は特許と関係ないんで、わかんないですけど

それにしても、青色発光ダイオードの特許は強力だね


2005/06/20 堺三保氏講演(6/27)

カテゴリー: イベント・告知

基礎セミナー「サイエンス・フィクション」の一環として、堺三保氏に特別講演をしていただきます。受講者以外のかたの来聴も歓迎します。

仮題: 科学と物語 〜進化論の文化的受容と誤用を中心に〜

日時: 2005年6月27日(月) 16:30-18:00

場所: 大阪大学サイバーメディアセンター豊中教育研究棟7階会議室


2005/06/15 ブラウン運動の人気?

カテゴリー: サイエンス

井口和基氏のblogに以下の記述があった(別の何かを検索していたら、たどりついた)。

...............

 今年はアインシュタイン・イヤーである。ちまたではアインシュタイン・フィーバーで日本の物理学者も今や引っ張りだこの忙しさ。中でもアインシュタイン博士の創始した”ブラウン運動の理論”は、なかなかの人気がある。

.....................

このあとに、東京では田崎さんと佐々さん、大阪では僕がブラウン運動の解説をしたようだ、と続く。

なかなかの人気だったのだろうか。解説したのが田崎・佐々・菊池というあたりが、ブラウン運動の人気のなさ(相対論や光量子に比べて)を如実に物語っている気がするのだけど。もっとも、ジョークだと書いてあるので、人気云々もジョークなのだろう。

客観的に考えて、人気のその1は相対論、だいぶ下がって光量子、おおかたの人にとってブラウン運動は"なんでそんなもんが奇跡のひとつ?"てなものだと思う。

僕の場合は当初、「アインシュタインの夢」という題で科学史的な話をという打診だった。いろいろ考え、もっとも人気のないブラウン運動の話を誰かがしなくてはなるまいと思って、ブラウン運動を選んだのだった。

僕が自分からブラウン運動と言い出さなければ、ブラウン運動の話をする人は誰もいなかったんであるよ。

もちろん、ブラウン運動の理論は、やがて久保の線形応答へとつながる大事なものなので、誰かが解説するべきなのだ。

いい機会なので、講演スライドのURLをもう一度書いておきます↓

http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/texts/Einstein2005/index.html


2005/06/14 Aquarian Age

カテゴリー: 雑多な疑問や意見

ところで、このBlogを読んでるかたの中には「Aquarian Ageって、なに?」って思ってる若い人も多いのでは?

水瓶座の時代って60年代末の話だよね。60年代いうても昭和とちゃうで、1960年代やで。

ヒッピーだよねえ(^^。ミュージカル「ヘアー」の「アクエリアス」だよねえ。フィフス・ディメンジョンがヒットさせて、日本版は麻薬事件で中止になったあれだ。

実感として知ってるのは、団塊の世代?

今なら「アクエリアス」ったら、飲み物だわなあ。

まさしく60年代の亡霊みたいなもんですが、そんなもんが今頃出てくるとは


2005/06/14 百匹目のサル

カテゴリー: ニセ科学,100匹目のサルなど

グリセリンの話を書いたので、ついでに「百匹目のサル」。

そもそもライアル・ワトスン自身が「創作」だと言ってるわけですが、河合雅雄先生に直接その件をうかがったという素敵な話が↓に

http://www.t3.rim.or.jp/~yoji-t/oshaberi/oshaberi019.html

当然ですが、「作り話」と断言しておられます。

「百匹目のサル」の話なんて、いい加減やめようよ>誰にともなく(^^

「百匹目のサル」を信じるメンタリティと「水からの伝言」を信じるメンタリティはつながってるんでしょうね。

上のページの著者の語り口はなかなかよいです。


2005/06/12 水からの伝言(3): 科学は負けつつあるのか、はたまた誇大広告か

カテゴリー: ニセ科学,水からの伝言

二村さんから、江本勝の日記に看過できないことが書かれていたと教えていただいた。

http://www.masaru-emoto.net/japanese/jdiary.html

の5/26付けがそれで、国連本部で講演をしたそうな。

主催したのはAquarian Age Communityという組織なのかな。「水瓶座の時代」って・・・ものすごく懐かしい言葉だなあ。

さらに、5/18付けには、「国連の水の本」に「水からの伝言」が紹介される予定とのこと。その"プロジェクトを進めている人"というのが、明らかにNew Ageの人。

国連にはNew Age系がけっこうはいりこんでいるということなのだろうか。国連とNew Ageの関係について、どなたか教えていただけるとありがたいです。

別の日の日記によれば、ニューヨークの紀伊国屋には「水の結晶」コーナーがあるらしい。

さて、上の国連講演や国連の水の本なるものが、どの程度まで国連の公式行事なのかはわからない。非公式なものだとしても、彼らは「国連でも認められた」と宣伝するのだろう。

万が一、公式なものなら、科学は負けつつあるということ?

あるいは、国連ってもともとそういう組織?

いずれにしても、放置しておくわけにはいかないと思う。


2005/06/09 天皇制と科学

カテゴリー: 雑多な疑問や意見

天皇制の是非はここには書かないけど(書くなら、大学のサーバーではないところに)、今日の新聞記事で気になったこと。

争点は男系堅持か女性天皇も認めるか。これについても個人的に意見はあるけど、ここには書かない。

気になったのは、男系堅持を主張する高崎経済大学助教授・八木秀次氏がその理由のひとつとして、男系でなければ神武天皇のY染色体が維持できないという問題を挙げたこと。

要するに天皇家の「Y染色体アダム」問題がとりあげられたわけだが、ここで科学を持ち出すのはルール違反。

天皇制支持者も反対者も「天皇は万世一系」という言葉が「物語」にすぎないことくらい、暗黙のうちに了解しているはずだ。天皇制そのものが物語の上に成立しているわけで、その共通了解の上で、国の象徴としてその物語を維持するかどうかが支持と反対を分けるのではないか。

ところが、Y染色体説を持ち出されてしまうと、物語の土俵から科学の土俵に問題が移されたことになる。科学の土俵に来てしまえば、「科学的事実」を議論しなくてはならない。「科学的事実」は、現代の天皇家は神武天皇のY染色体を受け継いでいるとは言えない、だろう。そもそも神武天皇自体が物語上の人物であるし、途中に女性天皇がいたことは歴史的事実なので、そこでY染色体は途絶えている。あるいは、100歩譲って神武天皇が実在したとすると、今度はそのY染色体を受け継ぐ人間は膨大にいるはずなので、男なら誰でもいいという言い方も可能かもしれない。もっとも、この最後の話は付けたし。

この話は「創造論対進化論」と似ている。

大学の助教授ともあろうものが、そのようにして物語を科学扱いしてはならないと思う。いずれにしても、Y染色体を持ち出すなら、問題は科学の議論になるので、万世一系・男系堅持の論理は即座に破綻する。科学の濫用例として、取り上げてみた。


2005/06/08 期待と裏切りについて

カテゴリー: ニセ科学

どこかにも書いたかもしれないけど、僕は「週刊金曜日」を正式創刊前の「月刊金曜日」から五年間にわたって定期購読したので、罵倒する権利は充分にあると思う。

「週刊金曜日」にはそれなりの期待をしていたのに、結局、あの世紀のクズ連載「買ってはいけない」で、だめな雑誌であることがわかってしまった。この話はそのうちに書くかも。

さて、ホームレスに仕事を作り出そうという高邁な思想で創刊されたThe Big Issue Japan。創刊直後から、とにかく街で見かけたら買うようにはしている。どうしても、毎号というわけにはいかないのだけど。

そのThe Big Issue Japanのある号に副島隆彦インタビューが掲載されたことがある。一つ前の記事で問題にしたwikipediaが副島隆彦の問題だったので、思い出したのだった。彼の月着陸捏造論は常識ある大人なら大笑いするのが当然のばかばかしい妄想なのだが、The Big Issueのインタビューはまさにそれがテーマなのだった。しかも、インタビュアーはそれを肯定的にとりあげている。

すごく悲しかったので、編集部にメールしたけど、返事はもらっていない。届いていないのかもしれないし、無視されたのかもしれない。それとも、知らないうちに掲載されてたりするんだろうか・・・普通、それはないよね。

その記事は署名記事で、同じライターが書いた「非婚」の記事も、制度としての婚姻を否定しようとするあまり、現に結婚している人を貶める論調になってしまっていた。そういう問題ではなかったはずなのだけどね。sloppyな議論というやつか。要するに程度の低いライターが書いた記事というわけなのだけど、もちろん最終的な責任は記事を通した編集部にある。

くだんのライターが月着陸捏造論に与したくなる気持ちは理解できなくもない。「アメリカは国家ぐるみでこんな陰謀を行っていた」という話なら、なんでも信じたいのだろう。しかし、信じたいことと事実とは別。どれほどアメリカが嫌いだからって、月に人類が到達したという事実を否定することはできない。

いくら大企業が嫌いでも、悪くもなんともないものを「買ってはいけない」とは言えないのと同じことだ。

信じたいことと事実を同一視するというのは、つまりはニューエイジ思想なのだな。

「週刊金曜日」に痛い目に遭わされた僕としては、The Big Issueにまで痛い目に遭わされたくはないのだけど、くだんのライターが書く限りはだめかもしれない。とりあえず、The Big Issueを買うようにはしているものの、あまり真剣には読まなくなったのも事実。

市民運動がどうしてもニューエイジ的になってしまうことについては、いずれきちんと考えたいと思う。

ちなみにこの記事は副島隆彦『人類の月面着陸はなかったろう論』トンデモ本大賞受賞記念だ。

この本も笑う以前に悲しくなる代物。大学の先生言うても、いろいろやなあ


2005/06/08 wikipediaではだめな実例

カテゴリー: ニセ科学

某所で某氏が(書いていいかどうかわからないので、とりあえず某で)紹介してくれたのですが、wikipediaのエントリーについてこんな議論が↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88:%E5%89%AF%E5%B3%B6%E9%9A%86%E5%BD%A6

百科事典を標榜するのであれば、まずは定説を紹介し、次にもしも紹介する価値があるほどの異論があるなら紹介する、というのが正しいでしょう。

「アポロは月に行かなかった」という「月面着陸捏造論」など、本来は一笑に付すべき陰謀論ですが、そんなことすら議論しなくてはならないようでは、百科事典の役には立たんでしょう。

しかも、これは正しく訂正しようとしても妨害される実例にもなっています。うーん、訂正が妨害されるようでは、「誰かが正しくしてくれる」という期待さえできないのではないかなあ。

それにしても、ここで捏造論擁護発言をしている人の論理の一部は、「創造論も進化論も平等」ってやつと同じですね。


2005/06/08 牧歌的時代

カテゴリー: WWW/Weblog

1994年くらいに初めてwebサーバーを立てて、いわゆるホームページを作ったのでした。

コンテンツの中には、シェルスクリプトだけで書いてセキュリティのセの字もないBBS(でも、日本のBBSとしては、たぶんかなり初期のもののひとつ)とか、たぶん日本で最初の内田有紀ファンサイトとかがあったのですが、今なら絶対許されないね。アイドルのファンサイトを大学のサーバーに置いていたのか、と怒られそうですが、昔の話だから許してね。見られる人の数も限られていた時代だし。

牧歌的だったなあ、とふと遠い目をしたくなる理由は秘密。


2005/06/06 創造論

カテゴリー: ニセ科学

News23で、アメリカはカンサス州での創造論派のまきかえしについて特集していました。教育委員会の保守派が、学校では進化論と創造論を両方教えろと主張している・・・のかな。ブッシュ再選でキリスト教保守派が勢いづいているということらしい。

おおかたの日本人にとっては、単にばかばかしい主張ですが、アメリカでは深刻な問題なのですね。ニセ科学は文化に強く依存するという好例。血液型もマイナスイオンも日本だけですし。

学校で「科学」として教えるとなると、すでに宗教の問題ではなくて科学の問題ですから、創造論などとうてい認めることはできません