x+1.0 => xとかいう表記法だったらよかったんだよね。代入に等号以外の記号を使う 言語もあります。そのほうがわかりやすいよな。 等式じゃないから、等号の 左右を入れ替えてはいけなくて、右辺は計算式、左辺は代入先と 決まっている。 これじゃ気持ち悪いし、両辺にxが出てくるのは無駄だし、ってんでC言語では
x += 1.0という表現が使えるようになってるんでしょう。 意味は同じでも、これなら「変数xに1.0を足せ」 と読めばいいから、まだしもわかりやすいかもしれない。 さらにループ変数のように整数変数iに1を足すときは++iとかi++ とかいう便利な表記も使えるので、わかりやすいと思う。
ちなみに、じゃあ「等しい」はどう表わすのかといえば、C言語なら"="ではなく "=="という記号を使う。逆にしたほうがよかったかもね。FORTRANは".EQ."。 ただし、これらは正確にいうと「等しい」ではなくて「等しいかどうか」という 比較操作を意味するものなので、等号とはやっぱり違うのだった。 要するに、CにもFORTRANにも”等号”というものは存在しないのだ。