SX5 サバイバル・がイド (教育用システム2003年版)

初めてのログイン

教育用計算機システムからSX5にログインするには、特別のコマンドを使う必要がある。
$slogin -X ssh
すると、たぶん以下のような表示が出るはずだ。
The authenticity of host 'system2000-tbbnet' can't be established.
Key fingerprint is 1024 ************************************************.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes
これは、SX5に接続するための中継コンピュータに繋げるぞ、ということ。"******"には何か数字のようなものが表示されているだろう。 最後に(yes/no)?と訊かれるので、yesと答える (この質問は二度目以降は訊かれないかもしれない)。
Warning: Permanently added 'system2000-tbbnet,192.168.177.50' to the list of known hosts.
sp*****@system2000-tbbnet's password: 
ここで中継コンピュータへのパスワードの入力を求められる。ここでは教育用システムの パスワードを入力すればよい。すると
NetBSD 1.5.1 (SYSTEM2000-$Revision: 1.5 $-$NetBSD: 1.354.2.15 $) #4: Mon Jul  2 20:41:51 JST 2001

Welcome to NetBSD!

NOTICE: initial .ecsloginrc is made.
ECS login : 1.2 $

1. remote login
2. put/update your SSH key
Q. Quit
Command?1
というメニューが表示されるので、"1"を入力する。なお、この段階でやめたければ"Q"を入力する。 すると
remote host?[default: ] 
と訊かれる。これは、外のコンピュータに接続するとして、いったいどのコンピュータに接続したいのか、 という質問である。 ここでは、さらに吹田のシステムへのログイン・サーバーに一旦接続しなくてはならない。 サーバーの名前は"login-hpc"である。この名前を入力すると(2度目以降は、
[default:login-hpc]
と表示されるかもしれない。その場合はEnterだけでもオッケー)
The authenticity of host '***.center.osaka-u.ac.jp' can't be established.
RSA key fingerprint is ******************************************************.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes
と、以前と同じような質問が表示される(この質問も2度目には訊かれないかもしれない)が、これは今度は"login-hpc"に接続するぞということだ。 これもyesと答えると
Warning: Permanently added '***.center.osaka-u.ac.jp' (RSA) to the list of known hosts.
sp******@vis02.center.osaka-u.ac.jp's password: 
ここで"login-hpc"へのパスワードを訊かれる。これは教育用システムのパスワードとは違うものだ。 最初のログインなので、与えられた初期パスワードを入力する。
ここまでうまく行けば、ようやく吹田のシステムの中からどのコンピュータを使うかを選択 できる段階まできたことになる。最初のログインからここまで途中にふたつのサーバーを経由して ようやくsx-5にたどりつくわけだ。
コンピュータ一覧の中から5番の"sx-5"を選択しよう。すると
SUPER-UX Release 11.1 SX-5
unix
Copyright (c) 1984 AT&T
Copyright (c) 1990 NEC Corporation.
All Rights Reserved
Last login: Wed Nov  6 11:54:24 from logine0
 = COMMAND = ==== FUNCTION ====================== ==HOST== =DATE=
 about-sx-class  SX-5のジョブクラスについて                010105
 about-sxapl     SX-5のアプリケーションについて            001228
 about-file      SX-5のローカルファイルについて            020718
 about-sjis      ファイルの文字コード変換について          020403
 about-sxshort   /sxshort の利用方法について               020701
 about-kousyu    ★秋の講習会のお知らせ★                  021001
 about-syougai   sxshortディスクの障害(9/30〜10/21)        021025
-------------------- Topics -----------------------------------
 上記コマンドは、/usr/local/bin の配下にあります。
 開館時間:月〜金曜、09:00 -- 21:00 ; online service :24時間
================================================================

osirase       このメッセージの再表示

sx54 /usr1/sp*****<1>%
などと表示される。最後の行がSX5からのコマンド・プロンプトだ。 この段階でターミナルはSX5へのコマンドを受けつける状態になったのである。

sx-5を抜ける

sx-5から戻るには"exit"コマンドを使う。
sx54 /usr1/******<1>%exit
すると、中継コンピュータまで戻るはずなので、上に書いたように"Q"で終了すれば、ターミナルの制御は再び目の前にあるコンピュータに戻ることになる。
以下、続く