吹田のサイバーメディアセンターには世界屈指の計算能力を持つスーパーコンピュータSX-5/128M8が設置されている。 このSX-5をサイバーメディアセンター豊中教育研究棟のLINUX端末からネットワーク経由で利用する体験を行なう。 同時にUNIXターミナルでのコマンドの使い方やC言語の基礎を学び、2,3の簡単なテーマについてSX-5で計算機シミュレーションを行なう。
なお、SX5は研究用のコンピュータなので本来は大学院生以上でないと使えないが、この授業の受講者には特別にこのスーパーコンピュータのアカウントが与えられる。
後半はセルオートマトンという簡単な「道具」を使って、さまざまな現象をシミュレーションする。サイバーメディアセンターのLINUXワークステーション上で、グラフィックスを用いたシミュレーションを行なう方法を学ぶ。最終的には、各自が自分なりに現象をモデル化して実際にシミュレーションを実行できるようになることを目指す。