「サイエンス・フィクション」シラバス

シラバスを写しておきます。 しかし、やってみないとどうなるかわからないので、あまり信じないでください。特に「計画」はすでにシラバスと変わっています。


授業の目的、ねらい:

サイエンス・フィクション (SF) は科学と物語の境界領域に位置し、自覚的に科学と関わろうとするする文学ジャンルである。一方、最新の科学成果にはほとんどSFとしか思えないものも多い。この授業では、具体的な作品を通して物語の中で科学がどのように取り上げられているかを見ていくとともに、科学の今後などについて議論する。

授業の計画、内容と目標:

テーマを五つほど設定し、それぞれを二ないし三回の授業で扱う。テーマは参加者の希望によって決定するが、現時点での候補は (1)宇宙開発 (2)サイバースペース (3)量子論 (4)遺伝子工学 (5)ロボットの五つである。各テーマについて

  1. 関連するSF作品(複数のこともある)を課題図書として指定する(議論にはいる前に各自読了しておくことを義務づける)
  2. 関連事項についての調査と発表 (グループに分かれて行なう)
  3. 作品そのものと関連する科学の両者についての討論
  4. 各自の考えをレポートとしてまとめる。

の順序で進める。なお、テーマによっては、外部から講師を招いて講義していただくこともある。

参考図書:

以下の参考文献を阪大図書館に用意してあるはずです