2016年12月13日 小渕 智之氏

日時
2015年12月13日(火) 13:30
場所
大阪大学サイバーメディアセンター 6F セミナー室
題目
統計力学的アプローチによるスパース線形回帰のアルゴリズム・性能解析・近似的交差検証法
発表者
小渕 智之氏 氏 (東京工業大学 情報理工学院 数理・計算科学系)
要旨

スパースモデリング(SpM)とは、記述力の高い冗長な統計・学習モデルを用いた上で、データへの適合度と記述の簡潔性(=使用変数の少数性)を同時に課すことにより、より柔軟で高度な情報処理を可能にする技術である。様々な分野における膨大な高次元データを処理する基幹技術の1つとして、近年注目を集めている。
本講演では、SpMにおける最もシンプルなモデル「スパース線形回帰」において、最近我々が行ったいくつかの統計力学的研究を紹介する。具体的には、
– モンテカルロ法を用いたアルゴリズム [1,2]
– レプリカ法を用いた回帰モデルの性能評価 [1,2,3,4]
– データの膨大性・高次元性を逆用した近似的交差検証法 [2,3,4]
の3つのトピックについて説明する予定である。

Reference:
[1] T. Obuchi, Y. Kabashima: J. Phys.: Conf. Ser. 699 (2016) 012017
[2] T. Obuchi, Y. Kabashima: arXiv:1603.01399
[3] T. Obuchi, Y. Kabashima: J. Stat. Mech. (2016) 053304
[4] Y. Kabashima, T. Obuchi, and M. Uemura: arXiv:1610.07733